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KDDIの2009年3月期第1四半期決算、増収減益に
KDDIが7月22日、2009年3月期の第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比3.1%増となったものの、営業利益が11.7%減と増収・減益になった。
KDDIが7月22日、2009年3月期第1四半期決算を発表した。連結決算は売上高が8705億円で、前年同月比で3.1%増を記録したものの、営業利益は1244億円にとどまり、前年同月比では11.7%減。経常利益も前年同月比12.5%減の1248億円を記録し、増収減益となった。
移動体通信事業は、売上高が6798億円で、前年同月比では0.7%の微増。しかし営業利益が1392億円と、前年同月比で8%減だった。これは主に減価償却費、固定資産除却比、販売手数料の増加と、電気通信事業の営業収益の減少による影響だという。2009年3月期第1四半期の平均販売手数料は4万5000円だった。
固定通信事業は売上高2072億円で、前年同月比では17.4%と大きな伸びを見せた。営業損失が149億円、経常損失も158億円と、まだ黒字化してはいないものの、徐々に状況は改善の方向にある。
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