調査リポート

10代の7割以上が「ケータイ小説サイトを利用したことがある」

MMD研究所が、ケータイ小説の利用動向に関する調査結果を発表。ケータイ小説サイトの利用経験があるという回答は半数近くに達し、10代では7割超が「利用経験あり」と回答。読む頻度については3割弱が「毎日」と答えている。

 MMD研究所は7月24日、「携帯小説に関する利用動向調査」の結果を発表した。調査は7月4日から同14日まで、エボルブ が運営する“ゲー選”など、計12社、13の携帯サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は3569人。

 同調査によれば、ケータイ小説サイトを利用したことのある人は44.7%、利用したことのない人は55.3%だった。年代別に見ると、10代では「利用したことがある」が7割以上、20代前半では6割以上という結果が得られた。

 利用者が携帯小説を読む頻度は「毎日」が28.0%で最多。次いで「3日に1回」が23.8%、「1週間に1回」が11.0%と並んだ。男女別では、「毎日」読む女性は3割以上となっている。利用したことのあるジャンルは、「恋愛」が68.2%で最も多く、「アダルト」が45.3%、「ギャグ・コメディ」が24.8%と並んだ。

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 携帯小説サイト利用経験者が、サイトを見つけた方法は、「携帯電話で検索して見つけた」が61.4%で最も多く、これに「携帯電話でサイト上のリンク(広告)から」が44.8%で続いた。「利用している友人に紹介されて」というケースは12.7%だった。

 携帯小説サイト利用経験者を対象に携帯小説をどう思っているかを調査したところ、「暇つぶしになる」という意見が35.5%で最多。「便利」が25.5%、「おもしろい」が25.0%となった。

 携帯小説サイト利用未経験者に、携帯小説サイトを利用しない理由を聞いたところ、「興味がないから」が31.1%と最も多く、次いで「面倒くさいから」が16.5%、「本で読むほうが好きだから」が10.2%という結果が得られた。

 なお、「今後携帯小説を読んでみたいか」という質問には、全体では「読んでみたい」が53.9%と半数を超える結果となっている。

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