Nokia S60 3rd Edition携帯すべてがExchange ActiveSync対応に
Nokia S60 3rd Editionの43機種すべてがMicrosoftのExchange ActiveSyncで同期可能になる。またオンラインサービスOviにPIM同期機能が追加された。
フィンランドのNokiaは9月10日、Microsoftの同期化プロトコルExchange ActiveSyncに対応する機種を増やし、「S60 3rd Edition」を搭載した携帯端末43機種すべてを対応させると発表した。また今後発売する「Nokia Eseries」と「Nokia Nseries」については、モバイルメールソフト「Mail for Exchange」をプリインストールすることも明らかにした。
S60 3rd Editionを採用した端末でMicrosoft Exchange Server 2007とセキュアな直接同期ができるようになる。Exchangeを導入している企業では、ユーザーはMail for Exchangeを設定することで、既存の携帯データプランを利用して、会社の電子メール、予定表、連絡先、社員名簿などの情報にどこからでもアクセスできる。またメールの優先度の設定や予定が重複した場合のアラートなど、ほかのExchange対応携帯にはない機能も盛り込まれた。
またNokiaは、オンラインサービスOvi.comに、新たな個人情報管理(PIM)同期機能を追加したことも明らかにした。同社は先日、「Nokia Ovi Suite for PC」とリモートアクセスサービス「Files on Ovi」も発表しており、個人の情報管理機能を強化している。
これら最新機能を盛り込んだOvi.comは現在パブリックβ版で、予定表や連絡先、メモなどの同期機能を無料で利用できる。
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