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携帯電話の機能で使われているのはわずか20%――英調査
携帯電話の機能の4分の1は、その存在すらも知られていない。
ユーザーが使っている携帯電話の機能は、搭載機能のわずか20%――。携帯電話サポート企業の英WDSGlobalが9月24日、携帯電話の機能利用についての調査結果を発表した。
携帯電話ユーザー500人を対象に行われたこの調査では、ユーザーが日常的に使っている携帯のサービスおよび機能は全機能の20%で、4分の1の機能は存在すら認識されていないことが明らかになった。
ほとんどのユーザーは電話、テキストメッセージング、アドレス帳、カメラ、アラーム機能を使っているだけで、やや使いこなしているユーザーでも、それに加えて音楽プレーヤーやインターネット、ゲームを使っている程度だという。
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WDSGlobalは、多くの携帯は機能やアプリケーションを多数搭載しているが、粗末なユーザーインタフェースや複雑なメニュー構造のせいでそうした機能を探し出すのは困難だとしている。そのため、目的がはっきりしているユーザーでさえ、機能を探すのをあきらめてしまうという。
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