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携帯出荷冷え込み顕著に、夏商戦長続きせず──JEITA 8月携帯出荷台数
電子情報技術産業協会は2008年8月の携帯・PHS国内出荷台数を発表。例年より夏商戦が長続きせず、昨年同月の実績を大きく下回った。一方、ワンセグ搭載比率は集計以来はじめて8割を超えた。
電子情報技術産業協会(JEITA)は10月8日、2008年8月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。
携帯電話とPHSを合わせた総出荷台数は216万6000台。前年同月比で51.4%と落ち込み、7月実績から2カ月連続でマイナスとなった。このうち携帯電話は208万4000台で前年同月比52.1%、PHSは8万2000台で同じく37.6%となった。
これは、2008年の携帯夏モデルは新たな機能が少なかったことなどが影響し、例年と比べて夏商戦が長続きしなかったことが要因とみられる。また、各キャリアが開始した新販売方式により旧機種の安売りモデルも少なくなったため、一部に様子見のユーザーも見受けられた。
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一方、ワンセグ搭載端末は177万4000台を出荷し、前年同月比120.9%の伸びを記録。総出荷台数に占める割合が85.1%に達し、累計台数も4000万台を超える4148万8000台となった。
PHSの出荷台数は8万2000台。2008年度ではじめて10万台以下に落ち込んだ。
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