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清く正しく楽しく“笑顔が撮れる”カメラ、顔認識AFやスマイルシャッターも実用レベル──「N906i」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)

ドコモの906iシリーズは、どれも“ほぼ全部入りのハイエンド”が特徴。中でもNEC製の「N906i」は520万画素+顔認識AF+スマイルシャッターなど、カメラ機能で一歩進んだ機能を盛り込んだ。今回は、N906iの顔認識AFやスマイルシャッターの“実用度”を軸に、そのハイエンドケータイカメラの実力をチェックしていく。

 では、いつもの黄色い象のすべり台とあずまやの作例も。


黄色い象のすべり台

あずまや(縦位置)

あずまや(横位置)

 撮影日は少し微妙な天候だったが、色が濃くしっとりと再現され、ホワイトバランスもなかなかいい。周辺部の画像が流れて終っているのはケータイのごく小さいレンズなので仕方ないところ。ディテールの描写も、不自然な部分はほとんどなく優秀だ。

 続いてマクロの作例。

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花をマクロ撮影 左:非マクロモード(ノーマル)/右:マクロ(接写)モード

 1枚目はあえてマクロモードには設定せず、花に止まっていた蝶が逃げないよう気をつけて撮ってみた。AFがちゃんと花と蝶に合い、背景はうまい具合にぼけるという、なかなか雰囲気のある写真が撮れた。

 2枚目はきちんとマクロモードに設定。シーンモードで「接写」を選ぶと、より近い距離でピントが合うようになる。暗い背景に日差しが当たった花という、コントラスト差がかなり大きなシーンだったが、花びらは白飛びせず、かなりきちんと撮れた。


教会と青空

 青空もまあまあリアルに撮れているといっていいだろう。

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