写真で解説する「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」(2/4 ページ)
3.8インチのハーフXGA液晶を搭載する「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」は、すべての操作がディスプレイのタッチでできるフルタッチ機構を採用したのが大きな特徴だ。タッチパネルの使い勝手を中心に各種機能をチェックした。
誤操作防止や文字入力は? タッチパネルの動きは快適?
ドコモの「SH906i」もタッチパネルを搭載しているが、文字入力や電話発信はできないなど、操作できる機能が限られていた。AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SHは、シャープ端末としては初めて、すべての操作がタッチでできるタッチパネルを搭載しており、「タッチパネルでできない操作は基本的にない」と説明員。閉じたままでも文字入力や電話の発信操作を行える。タッチパネルは本体を開いた状態でもオンになっており、ハードキーで文字を入力してタッチパネルで候補を選択する、といった使い方も可能だ。
また、タッチパネル対応になったことで、ディスプレイが指紋で汚れやすくなることが懸念されるが、「ディスプレイの表面に貼っているシールを強化し、指紋が付きにくくなった」(説明員)という。
タッチパネル自体をオフにすることはできないが、誤操作防止設定は可能。待受時にサイドキーを短押しすると画面が消灯し、タッチ操作を受け付けなくなる。パネルが消灯した時点でロック、本体をスライドして閉じた時点でロックすることも可能。ロック後にもう1度サイドキーを押すと画面が点灯し、さらにもう1度サイドキーを押すか、画面下部の「ロック解除」を指でなぞると解除する。
待受画面の下部にあるアイコンをタッチすると、メニュー、Yahoo!ケータイ、メールメニュー、電話番号入力画面、アドレス帳などを呼び出せる。また、よく使う機能やデータは、待受画面に「デスクトップショートカット」としてアイコンを貼り付けられ、アイコンをタッチするだけでアクセスできる。貼り付けられる機能は、アラーム、ちょこっとメモ、カレンダーなど。データは1件のブックマーク、1件の電話帳、画像データ、ワンセグのチャンネルなどだ。
発表会場で試した限り、タッチパネルの動きはキビキビしており、快適に操作できた。タッチするたびにディスプレイが振動するので、押下感も得られる。また、ディスプレイが3.8インチと大型なので、ソフトキーや操作アイコンも大きく、こうした大型ディスプレイを生かしたUIにも好感が持てる。
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