調査リポート
携帯電話の顧客満足度、auがトップに――J.D. パワー調査
J.D. パワー アジア・パシフィックが、2008年の携帯電話顧客満足度調査の結果を発表。2007年に続いて2008年もauがトップを獲得した。
J.D. パワー アジア・パシフィックは11月11日、2008年の携帯電話サービス顧客満足度調査の結果を発表した。
10回目となる今回は、全国の10地域、7500人の個人利用者を対象に、携帯電話サービスの満足度と利用実態を調査。総合満足度ランキングではauが全国第1位となり、満足度を構成する「電話機」「各種費用」「通話品質・エリア」「非音声機能・サービス」「顧客対応力」の5つの要素すべてで他社を上回る評価を得た。
全国で第2位となったNTTドコモは、2007年に続いて「通信品質・エリア」の満足度が向上し、FOMAの通信品質に対する不具合経験率も昨年に比べて大幅に減少。第3位はソフトバンクモバイルで、ドコモと同様、「通信品質・エリア」の満足度が向上している。
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2008年の携帯電話市場は、一定期間の継続契約を条件に利用料金を割り引くプランや端末の割賦販売などが浸透した1年となったが、こうしたプランに加入したユーザーは47%で、未加入者が20%、加入しているかどうか分からないという回答者は33%。満足度については、加入者のほうが必ずしも高いとはいえず、端末の価格や月々の料金、料金体系の分かりやすさといった評価は未加入者よりも低い水準だった。なお、キャリアを変更しない理由に、「解約金が発生するから」と回答した人は、昨年の14%から25%に増加している。
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