調査リポート

ケータイ利用のオークション、安全面にやや不安

ネプロジャパンとネプロアイティが、携帯電話を利用したオークションに関する意識調査の結果を発表。利用経験者は3割強にとどまり、利用しない理由についてはトラブルやセキュリティ面を不安視する声が挙がっている。

 ネプロジャパンとネプロアイティは11月28日、「携帯電話でオークション」をテーマに実施したモバイルレポートを発表した。調査は11月6日、携帯電話向けサイト“ザ★懸賞”で実施したもので、有効回答数は4334人。

 調査によれば、携帯電話のオークションを利用したことがある人は34%、ない人は66%となった。オークションの利用経験者に、オークションの魅力を聞いたところ、「欲しい物が安く手に入ること」が15%、「携帯電話だけでできる便利さ」が12%で上位となり、「手軽に出品や入札ができること」が6%で続いた。

 オークションを利用する頻度は、「週1回以上」が6%、「月1回以上」が8%、「半年に1回以上」が4%など。利用しているオークションサイトは「Yahoo!オークション」が18%、「楽天オークション」が16%と、ショッピングで知名度のあるサイトが上位に並んだ。

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 なお、携帯電話のオークションを利用しない理由は、「トラブルが不安」が17%、「セキュリティ面で不安がある」が10%となった。携帯電話のオークションに期待することは「トラブルの防止」が42%、「セキュリティの強化」が27%、「取引の簡素化」が11%と上位に並んだ。

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