連載

フツーのボディに8M CCDカメラと秀逸レスポンス、いわゆる“ケータイカメラ”の理想かも──「930SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

今回はソフトバンクモバイルの8M CCD搭載機「930SH」を試す。930SHはフツーの折りたたみボディに8M CCDならではの写りと“超快適なレスポンス”を備えたのが特徴。「さっと取り出して、気軽に撮影できる」ケータイカメラの理想型に限りなく近づいた仕上がりだった。

CCDらしい、派手めで濃い色彩の仕上がり

 では作例を見ていこう。まずはいつもの黄色い象のすべり台から。


黄色い象のすべり台(縦位置)

黄色い象のすべり台(横位置)

 少し露出がアンダー気味だったが、青空もすべり台の黄色もしっかり表現された。

 続いてあずまやと煙突+青空を。

advertisement

あずまや

白い煙突と青空

 8Mピクセルだけに、細かい松葉のディテールも相当しっかり出ていた。CCDのおかげか発色も鮮やか。青空は、青がかなり濃く出た。コッテコテである。ちなみに煙突の隣に見えていた月も、うっすらきちんと写っていた。

 仕上がりの違いは、同じ場所、ほぼ同時間に撮った931SHの絵と比べてみてほしい。撮像素子が異なるので、930SHの絵は濃くてこってり。この濃い色が好きな人にはたまらないだろう。

あずまや 左:931SH、右:930SH
白い煙突と青空 左:931SH、右:930SH

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.