調査リポート

次のケータイは「シンプルフォン」 20代の4割が支持

アイシェアがシンプル携帯に関する意識調査の結果を発表。次の機種変更の候補については、6割超が「スマートフォンか多機能携帯」と回答しているが、シンプル携帯を支持する層も4割弱に達した。

 アイシェアは12月24日、シンプルフォンに関する意識調査の結果を発表した。調査は12月2日から同4日まで実施したもので、有効回答数は417人。

 機種変更をするなら、どのような端末に変更したいかを聞くと、「スマートフォンや多機能携帯」が全体の61.9%を占めたが、通話やメールなど、機能を最小限に絞った「シンプル携帯」を支持する人も38.1%にのぼった。特に女性で42.3%、20代で42.9%、40代で43.1%がシンプル携帯を好む傾向を示した。

 機種変更をするなら「シンプル携帯」と答えた159人に、機種変更の際に重視するポイントを複数回答形式で聞いたところ、「価格」が61.6%、「操作性」が51.6%、「デザイン」が48.4%の順となった。しかし年代別に見ると、全体では3位の「デザイン」が20代では66.7%で最多となり、機能はシンプルでも端末のデザインにはこだわる傾向が見られた。

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シンプルケータイを選ぶ際に重視するポイント

 スマートフォンや多機能携帯を選択した人に機種変更時に重視するポイントを聞くと、「操作性」が68.2%、「デザイン」が67.4%、「価格」が61.6%と、トップ3はシンプル携帯と同じだった。しかし「操作性」で16.6ポイント、「デザイン」では19ポイントもシンプル携帯選択者を上回っており、“多機能だからこそ使いやすく、見た目もおしゃれなものを選びたい”と考える人が多いことが分かった。また「バッテリーの性能」が45.7%で4位に入っており、シンプル携帯選択者の27.0%を20ポイント近く引き離している。

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