NTTドコモ、“スライドタッチケータイ”「F-03A」を1月24日に発売
ドコモは、タッチパネル操作が可能な富士通製スライドケータイ「F-03A」を1月24日に発売する。スライドを閉じた状態では、画面上に表示された「タッチセレクター」を使い、回転式十字キーを搭載した“D”端末のように操作できる。
NTTドコモは1月20日、タッチパネル操作が可能な富士通製のPRIMEシリーズ端末「F-03A」を1月24日に発売すると発表した。
F-03Aは、丸みを帯びたラウンドフォルムのスライドボディに3.2インチのフルワイドVGA(480×960ピクセル)表示対応のTFT液晶を搭載した端末。スライドを閉じてディスプレイのみが表に出ている状態では、タッチパネルを使って操作する。
スライドが閉じている状態で待受画面をタップすると、ディスプレイ上に回転式十字キーを表現した「タッチセレクター」が出現。上下左右の入力が行えるのはもちろん、クルクルと回すようになぞることで、三菱電機製端末に搭載されていた“スピードセレクター”のように上下スクロールの操作が行える。また、「F-01A」と同じようにカメラやフルブラウザなど、一部の機能でもタッチパネル操作が行える。
メインカメラには、顔検出AFに対応した有効約520万画素CMOSを搭載。ピントを合わせたい被写体にタッチするだけで簡単に撮れる「ダイレクトタッチAF」機能を備えた。さらに、ISO1600の高感度撮影にも対応している。外部メモリとして、最大2GバイトまでのmicroSDと最大8GバイトまでのmicroSDHCが利用できる。
富士通端末でおなじみとなった、「サーチキー」と「クイック検索ウィンドウ」も用意し、いつでもクイック検索が行える。そのほか、ワンセグやBluetooth、GPS、iコンシェル、iウィジェット、iアプリオンライン、FOMA ハイスピード(7.2Mbps)、Music&Videoチャネル、デコメアニメ、WORLD WING(3G+GSM)、ポケットU、おサイフケータイに対応している。
機種名 | F-03A |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×114×19.5ミリ |
重さ | 約142グラム |
連続通話時間 | 約230分(3G)/約220分(GSM) |
連続待受時間 | 約620時間(3G)/約310時間(GSM) |
アウトカメラ | AF/顔検出付き有効520万画素CMOS |
インカメラ | 有効画素数 約32万画素CMOS |
外部メモリ | microSD(最大2Gバイト)/microSD(最大8Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.2インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)タッチパネル液晶 |
サブディスプレイ | - |
主な機能 | iコンシェル、iウィジェット、iアプリオンライン、FOMA ハイスピード(7.2Mbps)、Music&Videoチャネル、Bluetooth、ワンセグ、デコメアニメ、GPS、WORLD WING(3G+GSM)、ほか |
ボディカラー | ブラック、ゴールド、ホワイト |
関連記事
写真で解説する「F-03A」
富士通製の「F-03A」は、丸みを帯びたラウンドフォルムデザインのスライド端末。3.2インチのフルワイドVGA液晶はタッチ操作対応で、「タッチセレクター」と呼ばれる回転式十字キーとソフトキーを画面上に表示できる。PRIMEシリーズ:クルクル操作対応の“タッチセレクター”でフルブラウザも快適――「F-03A」
富士通製の「F-03A」は閉じたままタッチ操作が行えるスライドタッチケータイ。直感的なタッチパネル操作と3.2インチのワイドVGA液晶で、フルブラウザも快適に利用できる。タッチ、8Mカメラ、コラボ、スリム、ハイスペック、Nokiaも:ドコモ、2008年冬モデル22機種発表──新型番で新たな4シリーズ展開
ドコモは2008年冬モデル全22機種を発表。過去最多数の機種を用意し、8機種のタッチパネルケータイを投入する。ほかにも8M CCDカメラや3Wayスタイル、HTC・Nokia・RIM製スマートフォン、横スライドQWERTYキー、多色、防水、ブランドコラボなど多彩なラインアップで展開。ユーザーエージェント機能「iコンシェル」やウィジェット機能「iウィジェット」などの新サービスも始める。土砂降りのケータイ市場に「防水」端末で臨む富士通――ブランドコラボで、デザインにも新風
富士通が2008年冬の新端末発表会を開催した。ハイスペックなF-01A、2インチ大型を背面に持つF-02A、厚さ12.6ミリとスリムなF-04Aと、3種の防水ケータイで冬商戦に臨む。さらに、“D”端末の使い勝手を踏襲したF-03Aも登場する。三菱電機、携帯端末から撤退──“D”端末は「D705i」「D705iμ」で歴史に幕
三菱電機は3月3日、携帯電話端末事業から撤退することを明らかにした。「D906i」などの新端末の開発は行わず、すでに納入済みの機種をもって新機種の投入は終了する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.