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モルフォの携帯電話向け技術、「SH-03A」に採用
モルフォは1月19日、同社が開発した携帯電話向け技術がドコモのシャープ製端末「SH-03A」に採用されたと発表した。800万画素カメラを搭載したSH-03Aには、モルフォの「ImageSurf」「ImageScouter」「FaceSolid 2.0」「FrameSolid」が搭載され、うちImageScouterとFaceSolid 2.0は、携帯電話への搭載は初となる。
ImageSurfは、携帯電話に保存した写真のすばやい検索/閲覧をサポートするJPEG画像の高速表示技術。圧縮された画像ファイルを表示する際、必要な部分のみを解凍するため、画像を高速で表示できる。
ImageScouterは、カメラ撮影時のプレビュー表示画面に写っている対象物がバーコードか名刺なのかを高速に検出し、撮影モードからバーコードリーダー、名刺リーダー機能に切り替える被写体認識技術。
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FaceSolid 2.0は人物の顔を自動で検出/追尾する技術。オートフォーカス機能と連動することで、撮りたい被写体に確実にピントを合わせて撮影できるほか、目などの位置情報から笑顔のレベルを数値的に計測し、笑顔を判定する機能が追加された。
FrameSolidは、ワンセグテレビ放送の毎秒15フレームの動画像から中間画像を生成し、毎秒30フレームにするフレーム補間技術。画像内の動きを検出し、動きに応じた中間画像を作り出すことで、番組をなめらかで自然な見え方にする。
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