レビュー

写真で解説する「930P」(2/3 ページ)

Wオープン+2WAYキー搭載のハイエンドモデルが「930P」。基本仕様はドコモの「P-01A」とほぼ同じで、P-01Aがほしいと思っていたソフトバンクモバイルユーザーは朗報といえる。外観デザインやヨコメニュー、キー配列、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」アプリなど、ソフトバンクモバイル端末ならではの工夫も盛り込む。

 基本メニューは3列×4行のタイル状と2列×6行のスタイルのほか、上下操作で使えるシンプルメニューを用意する。好みの機能を登録できる“P”端末でおなじみの「プライベートメニュー」も健在。プライベートメニューは、待受画面から決定キー→左下メニューキーで開く。

プリセットメニューUI
大きな文字と容易に操作できるシンプルメニューにも変更できる

 ディスプレイを横向きに開くと、横向き対応の「ヨコメニュー」が表示される。ヨコメニューは、横UIを用意するメール、Yahoo!ケータイ、PCサイトブラウザ、S!アプリ、TV(ワンセグ)、ムービー、PC動画、ピクチャー、カメラの9機能を横向きのまま起動できる。

 P-01Aのヨコメニューと異なるのは、Yahoo!ケータイサイトとメール内容の表示も横向きのまま利用できることと、文字入力ウィンドウが画面いっぱいに表示されること。表示スペースが広いので、長文の入力や表示はもちろん、予測候補単語も窮屈さを感じることなく表示できるのがメリットだ。P-01Aも横向きのまま文字を入力できるが、画面の左半分のみを使うUIである(その分、右半分にワンセグを同時に表示できるメリットがある)。

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横向き用の待受画面(左)とヨコメニュー(右)
メールの表示や作成は横向きでも行える
P-01A(左)と930P(右) 横向き時の文字入力ウィンドウの違い
横向きでYahoo!ケータイサイトを表示でき、検索ワードも横向きのまま入力できる
15フレーム/秒のワンセグ映像を30フレームに変換し、なめらかに表示できる「モバイルWスピード」を搭載。アンテナは内蔵式
カメラは顔認識AF付きの5.1Mピクセル。高感度撮影機能とナイトモードを有効にすると、かなり暗いシーンでもフォトライトなしできれいに撮影できる(ちなみに、フォトライトは搭載しない)

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