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“ねこぱんち”も高速撮影、スローモーションと写真編集は意外に遊べる──「L-01A」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

120コマ/秒で撮れる高速撮影とスローモーション再生が特徴の「L-01A」の510万画素AFカメラ。「顔追跡AF」や向きの自動判別、そして優れた写真編集機能も備える。高速撮影とスローモーション再生、そして肝心の“写り”はどうかをチェックしよう。

 まずは、「顔追跡AF」を駆使して撮った人物の作例から見てみよう。


 

顔追跡AFを使って撮影

 格段に高画質……というわけではないが、かなり素直な絵作りだ。2枚目の作例はわたしの設定ミスで130万画素サイズだった。これは申し訳ありません。


室内で撮影

 室内ではこのような感じで撮れた。ホワイトバランスの補正が強く働きすぎるのか、同日に同じ場所で撮った他機種(SH-03AP-03A)に比べると、やや青っぽく仕上がった。

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 なお、顔はきちんと検出したが、周りが暗めだとAFが甘くなる傾向もあるようだ。よく見ると背景の壁にピントが合ってしまっている。これらは少し残念な結果だ。

 次は、いつもの黄色い象のすべり台とあずまやを。


黄色い象のすべり台

あずまや

 5Mピクセルとケータイカメラでハイエンドクラスのスペックながら(レンズブランドは不明。LGの「PRADA Phone by LG」はSchneider-Kreuznach公認レンズを採用していたが、L-01Aは特にブランドはうたっていない)、ディテールの描写力は格別に高くはない。よく見ると細部がツブレ気味で、もやついている箇所がある。ただ、変な発色の誇張はされていない。


青空と建物

 青空はほどよく鮮やかに写った。

 次は花の写真。通常のAFモードのままで撮影した。


オートのまま、花を近距離撮影

 L-01Aはマクロモードも備える。ただし固定フォーカスになるので、約10センチの距離に限定されるのが少し難点。作例のように通常のAFモードでもこのくらいの距離までは対応できるので、あえてマクロモードは使わなくてもいいかもしれない。

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