中高生専用ケータイ、ベネッセから――ソフトバンクモバイルのMVNOで
ベネッセコーポレーションが、中高生向け携帯電話サービス「ベネッセモバイル FREO」を提供。子供の年齢や利用目的に合わせて、利用設定やフィルタを細かくカスタマイズできる。
ベネッセコーポレーションは、中学生と高校生をターゲットとする携帯電話サービス「ベネッセモバイル FREO」の提供を開始する。
進研ゼミ会員番号もつ中高生に、2月から5月まで期間限定で販売するもので、ソフトバンクモバイルのMVNOとしてサービスを提供。端末は「840SH」をラインアップし、月額基本使用料は5950円に設定した。この料金には1050円分の無料通話とパケットし放題、FREO安心設定機能が含まれ、無料通話分を超えた場合には10.5円/30秒が加算される。
ベネッセモバイル FREOの特徴は、曜日や時間によって機能を制限できるサービスと、フィルタリングを強弱6段階に設定できるサービスを提供する点。機能制限のカスタマイズは、通話発信とSMS、S!メール、Webアクセスの利用を曜日別、時間別で細かく設定できる機能で、保護者がPCや携帯から設定/変更を行える。
フィルタリング機能は、Webアクセスを不可とするレベル1からアクセス無制限の6まで、フィルタを6段階から選べるようにするサービス。子供の年齢や使い方に応じた柔軟な設定が可能になる。また、高額請求につながる通話発信やTVコール発信、PCサイトブラウザを利用できないよう設定することも可能だ。
同社のFREOサイトで申込書の送付を受け付けており、申込書と保護者の本人確認書類のコピーを送付して申し込む。他キャリア携帯ユーザーは、番号ポータビリティを利用して契約することもでき、この場合の転入事務手数料(2835円)と回線名義変更手数料(1890円)はベネッセが負担する。
同社はまた、友達や家族とのスケジュール共有やコミュニケーションをサポートする無料サイト「cal-fee」(http:://calfee.jp/)を1月28日から提供。スケジュールは自分の予定を登録できるほか、オープンキャンパスやイベントスケジュールなどの大学関連の情報、音楽、スポーツなどのエンターテインメント情報を取り込めるオープンスケジュールも利用できる。
なお、cal-feeは中学生以上であれば、誰でも利用できる。
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