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IGZO搭載でバッテリー問題は完全解決?――「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」タッチ&トライイベント(3/3 ページ)

11月26日にブロガー向けに「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」タッチ&トライイベントが開催された。IGZO、16Mピクセルカメラ、クアッドコアなど見どころが満載のSH-02Eだが、ブロガーはどこに注目し、実際に触れてどんな感想を抱いたのだろうか。

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IGZOの省電力性能とタッチ性能に着目

 イベントではディスプレイやカメラに関する質問が多く出たが、参加したブロガーたちは、SH-02Eに対してどのような印象を持ったのだろうか。後日掲載されたブログから見ていこう。

 SH-02Eの目玉機能ということもあり、やはりIGZOに注目した人が多かった。「いいかも」のnaakeeさんは、「このタッチ・アンド・トライイベントの数時間での消費は本当に小さく、今までのスマートフォンでは見る見るうちに減ってきたバッテリーがこの機種はかなり改善されているのが分かりました」と省エネぶりを実感したようだ。「A to Z, あずまっくす」のあずまっくすさんは、「やっぱり、IGZO液晶はすごく考えられてるなぁ、これなら省電力化は出来そうだな、と思いました。日常的に使ってのバッテリーの減り具合は、実際に使ってみないとわからないですが、少なくとも理論上はかなりの省電力化を果たせている気がします」と述べている。IGZO搭載のメリットを知りたくてイベントに参加したという伊藤浩一さんは、「伊藤浩一のWindows Phone応援団(旧W-ZERO3応援団)」にて、IGZOの優れた省エネ性能に驚いたようだ。また「電子書籍のようなものを表示している場合は、大幅なバッテリー節約になりそうです。IGZOが搭載された電子書籍端末も見てみたいですね」と期待を寄せた。

 タッチ感度の向上に注目した人も多い。3回にわたってイベントを詳細にリポートしている方波見豊さんは、「破壊的イノベーションでキャズム越え」にて「イヤホン端子に付属している小型のタッチペンで試しても、繊細にペン先の位置を検知できている事も確認できたので、店頭でチェックする際には、ペンでの入力も試してみて欲しいポイントです」と勧めている。「かげのぶろぐ」のかげさんは、「実際に操作してみると指に画面が付いてくるように違和感なく動きます」と、タッチパネルの性能に好印象を持ったようだ。あずまっくすさんも「ペン入力時の追従性が秀逸」と絶賛している。

幅68ミリのボディは持ちやすいか?


スリープ状態から復帰させるのに、毎回上にある電源キーを押すのは不便、とのコメントが多かった(代替案として音声認識も利用できるが)

 実際の使用感については、電源キーが上にあるので押しにくい、という声が多く挙った。あずまっくすさんは「4.9インチの大きさに不満はないが、電源ボタンの配置が上側面センターなのは、使いづらそう」、「なむわんがつらつらと。」のなむわんさんは「大きい割に電源ボタンが本体上部にあるのは操作しづらい」、「一条真人メモ(Ichijo Mashito)」の一条真人さんは「(電源キーは)サイドにあったほうがスピーディに扱えるだろう」と述べている。一方で「私は人差し指で操作しやすく違和感はありませんでした」というnaakeeさんのような意見もあった。

 幅68ミリのボディはどう映ったのだろうか。5インチ強のスマートフォンを使っているという一条さんは、「ボディは4.9インチという大型のディスプレイを搭載しているにしては持ちやすい印象だ」と話している。「個人的にはやはり大きい」と感じたのは、なむわんさん。「To The Next Frontier」にSH-02Eを実際に操作した動画を掲載しているstingrazeさんは、「実際触ってみて、とても持ちやすかったです」と好意的。「RINGO-SANCO」のふじりゅーさんは、「4.9インチはかなり大きな部類に入るが、1つにラウンド形状を採用することで、手に持ったときの大きさの感覚をギリギリまで抑えている」と紹介している。

 バッテリーが取り外し不可になったことで、なむわんさんは「電池を複数持ち歩くことと、何か問題が起こったときに(もちろん、代替の方法はあるが)電池が外せないことに不安を覚える人が少なからずいると思います」とデメリットを心配する。一方で、一条さんは「USB接続のモバイルバッテリなどを使うのが一般的なので、現在のマーケットではそれがあまり大きな問題になるとは思わない」との認識だ。

カメラの画質は向上している?

 カメラ機能の性能も、スマホを使う上では見逃せない。方波見さんは、「AQUOS PHONEシリーズのカメラは、夏モデルまではどうしても色再現性が低く、黄色くなるなどの問題がありました」と感じていたこともあり、カメラの画質をレビューしている。標準、料理、魚眼レンズでのモードで撮影しており、「Excellent!とは言えませんが、かなりの向上が見られました。リアルに近い色で撮影できるようになりました。ちょっと色を強めすぎなモードもありますが、撮影対象物や明るさなどでかなり結果が異なるので、しばらく試せば最適な設定パターンが見つかる気がします」と感想を述べている。持参した他のスマートフォンで同じ写真を撮って画質を比較しているので参考になる。

 「XperiaにおけるAndroidアプリ考察」のショーグン3さんは、「XperiaマニアがAQUOS ZETAを使ってみた」という独自の視点で語っているのが興味深い。辛口なコメントが多いが、カメラについては「Xperiaより広角に振られていて超いい!Instagram多用するのでこのカメラあったらもっとたくさん撮れるなーいいなーほしーな~!と思いました」とうらやんでいた。最後には「もし知り合いに『何がいい?』と言われた時は迷わず『ZETAいいよすごくいいよ!』と自信を持って薦められる逸品です」と太鼓判を押していた。


 細かい不満点はあるものの、低消費電力とスペックを両立させたことで、全体的にSH-02Eの完成度は高い――と感じた参加者がほとんどだった。もちろん製品の良し悪しは一定期間使い続けないと分からないが、それを差し引いても、SH-02Eの満足度と期待感は大きなものといえる。なお、12月16日まで東京都渋谷の東急ハンズ地下1階にあるカフェ「ballo ballo」にSH-02Eの実機が展示されているので、興味のある人はぜひ足を運んでほしい。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2012年12月26日

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