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NTTドコモ、FOMA対応パケット車載トランシーバサービス

NTTドコモは、法人向けの車載型パケット対応トランシーバサービスを開発した。音声通話やデータ通信に加え、運行管理や配車システムとも連携。FOMAネットワークを利用して、基地局コストを抑えられる。

 NTTドコモは、車載型パケット対応トランシーバサービス(仮称)の開発を5月7日に発表した。

 このサービスは、業務用無線を活用してトラックやバスの運行管理、タクシー無線などを利用している法人を対象としたもの。半二重通信の音声通話やデータ通信をはじめ、車両の運行管理や配車システムとの連携機能を用意する。無線免許申請や無線資格従事者による工事も不要で、ドコモが提供する全国のFOMAネットワーク利用により、基地局の構築コストを抑えられるという。

 対応機種には、富士通テン製とモバイルクリエイト製の商品を採用。サービス提供開始は2013年9月を予定している

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