ニュース

スマートフォン顕微鏡「Leye」がすごすぎる ミクロの世界をスマホで観れる時代突入

99.97%の生物は人間より小さい。

 スマートフォンが顕微鏡になる!? スマートフォンに取り付けられる新しいカタチの顕微鏡「Leye(エルアイ)(税込3780円)」がAmazonや東急ハンズの一部店舗、AppBank Store 新宿で発売された。


Leye

 使い方は簡単。スマートフォンのカメラアプリを起動しフロントカメラに切り替え、スマートフォンのレンズに合うようにLeyeを置いたら完成。あとは、見たいものをLeyeのレンズに置けば、ミクロの世界がくっきりと映し出される。そのままスマートフォンのシャッターを押せば、ミクロの世界の写真を撮ることも可能だ。


スマートフォンのレンズに合うようにLeyeを置く

Leyeを使って見た和紙のミクロの世界。

 Leyeを使えばアメーバやヒマワリの茎、ミドリムシ、タマネギの表皮細胞など、昔理科の授業で使った顕微鏡と同じくらい見えるそう。

advertisement

アメーバ

ヒマワリの茎

タマネギの表皮細胞

 この顕微鏡「Leye」を開発したのは、自然科学研究機構生理学研究所 名誉教授の永山國昭氏と、電子顕微鏡受託観察などを行う企業「テラベース」。「99.97%の生物は人間より小さい。でも人間は目に見えるものしか興味がないから、そのことを認識していない。だから観せたい。ミドリムシ、あいつらは小さいけど生きている。ちゃんとうごめいている。ライフを持っています」と永山教授は語る。


ミドリムシ

自然科学研究機構生理学研究所 名誉教授 永山國昭氏
Leyeつかいかた
Leyeサンプル集
スマホ顕微鏡でひらくミクロ世界

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.