Android Wear、初アップデートでGPSとオフライン音楽再生をサポート
Googleのウェアラブル端末プラットフォーム「Android Wear」の初のアップデートが“ローリングアウト”した。スマートフォンとの接続なしでの音楽再生やGPS機能利用が可能になる。
米Googleは10月23日(現地時間)、ウェアラブル端末のプラットフォーム「Android Wear」の初めてのアップデートをリリースしたと発表した。
9月の予告通り、オフラインでの音楽再生機能とGPSのサポートを追加した。
このアップデートで、スマートフォンとBluetooth接続せずに、端末に保存した音楽をBluetoothヘッドフォンで聴くことができるようになる。現在発表されているAndroid Wear端末は、いずれも4Gバイトのストレージを搭載している。
GPSのサポートで、やはりスマートフォンと接続せずにフィットネスアプリで距離や速度を追跡できるようになる。現在GPSをサポートする端末はソニーモバイルコミュニケーションズの「SmartWatch 3」のみだ。
SmartWatch 3は同日、米Verizon Wirelessでの予約が開始になった。同社のオンラインショップでの販売価格は249.99ドルで、出荷予定は10月30日になっている。
同社はまた、Android Wearでも利用できるアプリを探しやすくするために、Google Playのカテゴリとして「健康&フィットネス」や「旅行&地域」など、新たに8つのコレクションを追加した。
Android Wearのアップデートは、年内に少なくともあと1回実施される。次のアップデートでは、ウォッチフェイス(ホーム画面)のダウンロード機能が追加される見込みだ。
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