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ハイブリッド型書店サービス「honto」が会員数300万人を突破

2012年5月のサービス開始から年100万人のペースで増加。上位会員はリアル書店・ネットストア・電子書籍ストアを組み合わせて利用する傾向があるという。

 大日本印刷(DNP)とDNPグループの書店、トゥ・ディファクトが共同で運営するハイブリッド型書店サービス「honto」が9月24日、会員数300万人を突破したと発表した。


honto会員数の変遷

 hontoはリアル書店(丸善・ジュンク堂書店・文教堂)、ネットストア、電子書籍ストアを組み合わせたハイブリッド型書店サービスとして2012年5月にスタート。会員数は年100万人のペースで成長している。

 また2014年7月から2015年6月までの1年間におけるhonto会員の動向を調査したところ、男女とも20代~40代の割合が高いことが判明。さらに売上の8割近くは上位30%の会員が生み出しており、上位客ほどリアル書店・ネットストア・電子書籍ストアを組み合わせて利用していることが分かった。チャネル別利用者の年間の利用金額をみると、3チャネル利用者の購入金額は全体平均の3.4倍になるという。

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honto会員の基本属性(性年代)

3チャネル利用会員のデシル分析と売上構成比

デシル分析とチャネル利用数

チャネル別年間利用額

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