連載
SDカード対応で音楽再生もOK 新しいもの尽くしだった「J-SH51」:懐かしのケータイギャラリー
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、J-フォン(現ソフトバンク)のシャープ製ケータイ「J-SH51」です。
J-フォンのシャープケータイといえば、最先端の機能を惜しみなくつぎ込んだ“全部入り”が多く、「J-SH5X」は、J-フォンの中でもフラグシップモデルに位置付けられていました。
J-SH51は、2001年当時では珍しかった、SDカードに対応したのが大きな特徴。SDカードにはSD-Audio準拠のMP3ファイルを保存でき、今では当たり前の「ケータイで音楽を楽しめる」ことも新鮮でした。SDカードは拡張ストレージとして利用でき、カメラで撮影した画像、Javaアプリ、メモリダイヤル、メール、スケジュールのデータも保存できます。
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カメラは、最大VGAサイズ(640×480ピクセル)の写真を撮影できる31万画素CMOS。レンズの横には自分撮り用の小さなミラーが付いています。これも当時のケータイでは珍しかった動画撮影にも対応していて、80×60ピクセルの動画を約5秒撮影できました。撮影した動画は「ムービー写メール」としてメールで送信できます。
J-SH51の発売に合わせて、本機も対応する下り最大28.8kbpsのパケット通信サービスも始まりました。
「J-SH51」の主な仕様
- 発売日:2002年3月1日
- キャリア:J-フォン
- メーカー:シャープ
- サイズ:約50(幅)×96(高さ)×28(奥行き)mm(折りたたみ時)
- 重量:約108g
- メインディスプレイ:約2.0型(120×160ピクセル)TFD液晶
- アウトカメラ:有効約31万画素CMOS
- ボディーカラー:ハイドロシルバー、ソシオホワイト(東海エリアのみ)、アストロネイビー、バイオピンク
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