Xiaomi系ゲーミングスマホ「Black Shark 2」日本上陸 バンド最適化+技適取得で10万円弱:Snapdragon 855搭載(1/2 ページ)
TAKUMI JAPANが、Xiaomi(シャオミ)が出資するゲーミングスマートフォンメーカー「Black Shark」の最新モデルを発売する。モバイル通信の周波数帯を日本向けに最適化した上で、日本国内で使う上で必要な各種認証を取得。予約購入したユーザーには先着で専用ゲームパットとプロテクターケース(計1万5000円相当)をプレゼントする。【更新】
TAKUMI JAPANは5月下旬、中国Black Shark製ゲーミングスマートフォン「Black Shark 2(ブラックシャークツー)」を発売する。参考価格は9万9980円(税別)で、同社の直販サイトの他、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、Amazon.co.jpにおいて4月16日から先行販売予約を受け付ける。
なお、本製品は同社が販売を請け負う「KAZUNA Selection(カズナセレクション)」のラインアップの1つとして販売される。
【更新:14時30分】写真を追加しました。本文にも追記を行っています
Black Sharkは、中国Xiaomiが出資するゲーミングスマートフォンメーカー。今回日本で発売されるBlack Shark 2は、同社にとって2世代目(Heloを含めると3世代目)のゲーミングスマートフォンで、Qualcommの最新プロセッサ「Snapdragon 855」を搭載している。
Black Shark 2にはメインメモリと内蔵ストレージの容量によっていくつかの構成あるが、日本では12GBメモリ・256GBストレージの最上位構成を、無線通信回りを日本市場向けに最適化して販売する。日本国内での利用で必須の「技術基準適合認定」「技術基準適合証明」(両者まとめて「技適など」)も取得している。
本体の冷却に「液冷」を採用したり、手で本体を覆っても通信を遮らない「Black Shark X-2 スマートアンテナ」を搭載したりするなど、ゲーミングスマホとしてパフォーマンスを保つための工夫が随所に見られる。
画面はフルHD+(1080×2340ピクセル)の6.39型有機ELディスプレイ(AMOLED)を搭載。ゲーム操作に最適化された高感度・低遅延タッチパネルと、スクリーン内指紋センサーも備える。タッチパネルは感圧操作を検知する「Master Touch」にも対応している。
アウトカメラは4800万画素と1200万画素(望遠)のデュアル構成で、インカメラは約2000万画素のシングル構成となっている。バッテリーは4000mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。Qualcommの「Quick Charge 4+」に準拠した急速充電に対応しており、本体には「Quick Charge 3」対応の急速充電器を付属する。
モバイル通信の対応周波数帯(Band)は以下の通り(太字は日本向けに追加対応したもの)。SIMカードスロットはデュアル(Nano SIM×2)で、DSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)にも対応する。
- FD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/19/20/28
- TD-LTE:Band 34/38/39/40/41
- W-CDMA:Band 1/2/5/6/8
- TD-SCDMA:Band 34/39
- GSM:850/900/1800/1900MHz帯
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応。Bluetooth 5.0も利用できる。
ボディーカラーはシャドーブラック、グローリーブルー、フローズンシルバーの3色。サイズは約75.01(幅)×163.61(高さ)×8.77~9.57(奥行き)mmで、重量は約205gとなる。
予約キャンペーン
予約購入した先着3000人には、専用ゲームパットとプロテクターケース(計1万5000円相当)をプレゼントする。
ゲームパッドは左右に分割できる設計で、本体とはBluetoothで接続。充電はUSB Type-C端子から行う。
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