レビュー

タビジョのスマホ街ある記(南イタリア編):Huawei「P30」と「P30 lite」で撮り比べ!(4/4 ページ)

特にカメラが詳しいわけでもないとある旅好きのITmediaスタッフが、有給休暇で旅に出てひたすらスマホカメラで写真を撮り、その旅を紹介するだけの不定期連載です。今回使ったのは「HUAWEI P30」と「HUAWEI P30 lite」。個人でP30 liteを使っているのだけど、P30を使う機会にも恵まれたので、撮り比べをしてみた。

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HUAWEI P30シリーズの超広角は旅カメラにおすすめ!

 今回のP30も私物のP30 liteも超広角レンズを備えており、旅写真にはぴったりだと強く感じた。特に遺跡や教会などの建造物。もっと全体を入れたい、迫力が伝わらない……そんなときに超広角の表現力はすばらしい。より芸術的に表現したい写真は一眼レフカメラ、SNSにアップ用には携帯カメラ、何なら紙焼き用にロモカメラと3台持ちだった頃は遠い昔。今はHuaweiのスマホ1台あれば事足りる。


ナポリのドォーモ。上が通常、下が超広角。いずれもP30 liteで撮影

ナポリの考古学博物館をP30 liteで撮影。この空間が伝わるのも超広角ならでは!

 ちなみに、タイトルでP30とP30 liteで撮り比べなんて書いてしまったものの、ガチ比較というよりは、価格と自分の目的にどちらがより見合っているかを見てほしいと思った次第。より鮮やかで表現豊かなP30もよし、リーズナブルでここまでイケるP30 liteもよし。ちなみに手動での画質調整は特にしておらず、全てオートで撮影している。P30 liteは少し白っぽく、P30はよりビビットに写る印象だ。筆者は正直、P30を触ったらやっぱり欲しくなってしまいましたけどね!


ナポリのドォーモ内。P30で撮影

P30 liteで撮影

P30で撮影

P30 liteで撮影。料理でも色鮮やかさの差が出やすく、P30の方が暖色系でおいしそう

P30で撮影

P30 liteで撮影。海の青さは好みが分かれそう

南イタリア(ナポリ~ポンペイ~ソレント)モデルプラン(4泊7日)

  • 1日目:夕方成田発のキャセイパシフィック航空で、香港経由ローマへ
  • 2日目:朝ローマ・フィウミチーノ空港到着、そのまま高速バスでナポリへ直行。午後ナポリ散策、ナポリ泊
  • 3日目:ナポリから電車でポンペイ遺跡へ。夕方まで遺跡中歩き回り、へとへとになりながらソレントへ電車移動、ソレント泊
  • 4日目:ソレントからフェリーでカプリ島~ポジターノ観光。頑張ればアマルフィも行けなくないが、かなり駆け足になりそう
  • 5日目:ソレントの宿をチェックアウトし、お土産を物色。ソレントの街は超レモン推し。お昼のフェリーでナポリに戻り、午後はナポリ観光。ナポリ泊
  • 6日目:ナポリ中央駅からトレニタリアの特急でローマ・テルミニ駅経由でフィウミチーノ空港へ
  • 7日目:朝香港を経由(朝ご飯はラウンジでおかゆ!)し、午後成田着。
  • 航空券の目安:経由便なら10万円以下も可能。時間が惜しい人はローマ直行便を。現地での電車、バス、フェリー代金などはあまり日本と変わらないか、少し安い印象。宿はホテルの他、B&B(ベッド&ブレックファースト)タイプも多く、コスパ重視なら利用すべし。ただしチェックインが多少難しく英語のコミュニケーションが必要なことも

筆者プロフィール

 小野田涼子(アイティメディア メディア企画部 プランナー)

 2019年は国内出張が多く、ちゃっかり週末をくっつけて広島、札幌、福岡、大阪……と駆け回りつつ、相変わらず週末弾丸旅行もしているので、週末ほとんど家にいない人になっていた。

 会社員という制約の中、いつかは世界1周も夢見ながら、取りあえず地道に「50歳までに50カ国制覇!」と、現在47カ国を訪問。前倒しで2020年に50カ国達成を目指している。Instagramでは他の旅写真も掲載中。Follow me!:onoryo

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