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災害時にドローンを利用した「移動通信中継局」 京セラらが開発 

京セラとブルーイノベーションは、1月9日にドローンを利用した「移動通信中継局」の共同開発で合意。災害現場などの携帯電話の電波が届かないエリアへ通信中継局機能を持つ複数のドローンを飛行させ、平常時と変わらない通信を可能とする。

 京セラとブルーイノベーションは、1月9日にドローンを利用した「移動通信中継局」の共同開発で合意した。


ドローンを利用した「移動通信中継局」の共同開発に合意

 「移動通信中継局」は災害現場などの携帯電話の電波が届かないエリアで、通信中継局機能を持つ複数のドローンを飛行。ドローン内の通信ユニットが通信エリアを判断して自動で通信網を形成し、平常時と変わらない通信を可能とする。

 ブルーイノベーションは複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理を可能にするBlue Earth Platform(BEP)などのシステム・プラットフォーム技術を提供。京セラが通信機器事業で培ってきた無線通信技術と融合させて共同開発し、LTE網や5G網での通信環境の構築実証を重ね、法令改正状況に合わせて2021年度中の商用化を目指すという。

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 本開発品は1月7日~10日の間、米ラスベガスで開催されている「CES 2020」のブルーイノベーションブースで参考展示する。

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