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HTC、初の5Gミッドレンジ「U20 5G」を台湾で発売へ
HTCがミッドレンジだが5Gサポートの新スマートフォン「U20 5G」を台湾で発売する。Snapdragon 765Gを搭載し、アウトカメラは4台、バッテリーは5000mAhだ。
台湾HTCは6月16日(現地時間)、同社初の5Gミッドレンジ端末となる「HTC U20 5G」と、Desireシリーズの新モデル「Desire 20 Pro」を発表した。いずれもまずは台湾で予約受付を開始したが、価格はまだ発表されていない。
U20 5Gは米QualcommのSnapdragon 765Gを搭載し、5Gをサポートする。メモリは8GB、ストレージは256GB(microSDスロット付き)。ディスプレイは6.8型で、3200万画素のインカメラがディスプレイの左上にパンチホール式に埋め込まれている。アウトカメラは4800万画素のメイン、200万画素の超広角、200万画素のマクロ、200万画素の深度カメラの4台。背面に指紋認証センサーを備える。バッテリーは5000mAh。サイズは171.2×78.1×9.4mm、重さは215.5g。色はグリーンとグレイの2色だ。
Desire 20 Proは、プロセッサはSnapdragon 665、メモリは6GB、ストレージは128GB(microSDスロット付き)。それでもカメラはクアッド(4台)で、バッテリーは5000mAhだ。サイズは162×77×9.4mm、重さは201g。色はブラックブルーのみ。
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【訂正:2020年9月28日14時30分 初出時にDesire 20 Proのバッテリー容量に誤りがありました。おわびして訂正致します。】
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