ドコモの「Xperia Ace SO-02L」がOSバージョンアップ Android 10に
NTTドコモの「Xperia Ace SO-02L」が、Android 10にバージョンアップする。「ダークテーマ」の追加など、同OSにおける新機能を利用できるようになる他、「STAMINAモード」の仕様変更、電話/連絡先アプリのデザイン変更などが実施される。
NTTドコモは7月6日から、ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia Ace SO-02L」のOSバージョンアップサービスを開始した。バージョンアップ後のOSは「Android 10」となる。
バージョンアップ後は、薄暗い場面でも画面が見やすくなる黒を基調とした画面の「ダークモード」、「アプリ起動中のみ」位置情報を取得する設定など、Android 10で追加される新機能を利用できるようになる。Xperia独自の「STAMINAモード」にはダークモードとの連動機能が追加され、STAMINAモード時の消費電力をより抑制しやすくなる。STAMINAモードについては、節電レベル設定が2つになったり、ステータスバー上のアイコンが変わったりと、他にも仕様変更がある。
「電話/連絡先」アプリについては、アイコン、テーマカラー、電話の発着信画面やクイック表示メニューのデザインが変更される。メニューに表示されていた「ユーザー情報」は廃止され、代わりにメニュー内の「設定」から確認できるようになる。「設定」のアイコンデザインや文言も一部変更される。
さらに、機械学習を使ってWi-Fi(無線LAN)を自動的にオン/オフを切り替える「スマートコネクティビティ」や、Bluetoothオーディオデバイスのうち、「LDAC」または「aptX HD」に対応した機器において音声の再生品質を選択する機能が追加される。
なお、Android 10のバージョンアップに伴い、「ワンタッチWi-Fiテザリング」と「Androidビーム」には非対応となる。
アップデート方法は、端末本体は「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」を選択し、画面の案内に従って操作する。Windows PCやMacと接続した状態で行う場合は、PC/Macに「Xperia Companion」をインストールしておく必要がある。
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