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今度はエヴァンゲリオンだ! OPPOの限定スマホを写真でじっくりチェック山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)

OPPOが中国で発売したエヴァンゲリオン仕様のAce2 EVA Limited Edition。ただエヴァとコラボしたというだけではなく、本体の細かいところまで、ファンをうならせる作りとなっている。開発陣のエヴァ愛がこもった本機についてご紹介していく。

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 電源を入れると初号機の壁紙が出迎えてくれます。なおAce2 EVA Limited EditionスペックはSnapdragon 865、メインメモリ8GB、内蔵ストレージ256GB、6.65型(1080×2340ピクセル)ディスプレイ、4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素カメラ、5G対応。スマートフォンとしてもハイスペックです。


初号機の壁紙がプリインストールされている

 背面の仕上げも初号機に倣ったカラーリングで、カメラ周りを美しいツートンカラーにしています。中央のセンターラインはOPPOの多くのモデルが採用しているデザインですが、ここに「EVANGELION」の文字がうまく収められています。


美しい背面の仕上げ

 カメラ周りと下部のロゴはアップで見たいですね。ということで引きの写真でどうぞ。

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カメラ周りのアップ

下部のアップ

 側面もツートンカラー仕上げですが、右側の電源キーはグリーンカラー。その中に色合いの違うグリーンのラインが見えるのは、OPPOの他のモデルと共通仕様のカラーリング。OPPOのコーポレートカラーのグリーンを入れています。また左側のボリュームボタンも同様にグリーンカラーになっています。


右側面

左側面

 せっかくなので本体の上部と下部も撮影しましたが、こちらはおとなしいデザイン。上部には端子類はなし、下部はSIMスロットとスピーカー、USB Type-C端子が並びます。


本体上部

本体下部

 UI(ユーザーインタフェース)については、OPPO独自カスタマイズのColor OSを搭載しています。さまざまなテーマに着せ替えできますが、Ace2 EVA Limited Editionはデフォルトでエヴァンゲリオンテーマになっています。アイコンやフォルダが独特のデザインになっていますね。


専用テーマを内蔵している

アイコンの細かい作り分けが分かるだろうか?

 本体カラーや壁紙だけをキャラクターにしたのではなく、パッケージはもちろんのこと、開封するごとにエヴァンゲリオンの世界に浸ることのできるこの限定モデル。驚くことに販売価格は標準モデルと同じ4399元(約6万4000円)でした。既に完売しており、市中での実取引価格は10万円を超えています。


実売10万円超えでも実は高くないかもしれない

 しかし5G対応の高画質カメラ搭載スマートフォンと考えれば、10万円でも高くはないかもしれません。日本での利用はさておき、エヴァンゲリオンファン・マニアなら入手しておきたい1台であることは間違いないでしょう。OPPOのモノづくりに対する真摯(しんし)な姿勢を十二分に味わえるこの限定モデル、いつか日本市場向けの製品も出してほしいものです。

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