速報
iOSとiPadOSの14.4.1とwatchOSの7.3.2配信 「重要なセキュリティアップデート」
Appleは、「iOS 14.4.1」「iPadOS 14.4.1」「watchOS 7.3.2」「macOS Big Sur 11.2.3」の配信を開始した。WeKitの脆弱性を修正するものだ。この脆弱性を悪用したWebコンテンツを利用すると、任意のコードを実行される可能性がある。
米Appleは3月8日(現地時間)、「iOS 14.4.1」「iPadOS 14.4.1」「watchOS 7.3.2」「macOS Big Sur 11.2.3」をリリースした。すべて同じWebKit関連の脆弱性を修正するセキュリティアップデートだ。
Appleのサポートページ(本稿執筆現在、日本語版のページはまだ日本語化されていない)によると、「WebKit」に関連するこの脆弱性「CVE-2021-1844」を悪用するWebコンテンツを利用すると、任意のコードが実行されてしまう可能性がある。
この脆弱性は、米Googleと米Microsoftのセキュリティチームが発見し、報告した。メモリ破損の問題は既に解決されている。
advertisement
関連記事
「iOS 14.4」配信 「watchOS 7.3」で心電図アプリ、「悪用された可能性のある」脆弱性修正
Appleが「iOS 14.4」「iPadOS 14.4」「watchOS 7.3」の配信を開始した。Apple Watch 4以降のモデルで「心電図」アプリが利用できるようになる他、Appleが「悪用された可能性がある」とする3件の脆弱性の修正も適用される。「iOS 14.3」配信 写真規格「Pro RAW」追加や「AirPods Max」対応他、多数の機能追加
Appleが「iOS 14.3」をリリースした。「iPhone 12 Pro/Pro Max」のカメラの目玉機能「Pro RAW」が利用できるようになる。オーバーイヤー型ヘッドフォン「AirPod Max」にも対応した。セキュリティ関連では11の脆弱性に対処した。iOS 14で一部アプリが正常に動作しない可能性 アップデートは慎重に
9月17日から「iOS 14」が配信されたが、アップデートをすると、iOS 14に対応していない一部のアプリが動作しなくなる場合がある。「どうぶつの森 ポケットキャンプ」「Fate/Grand Order」などが該当。「ポケモンGO」はiOS 14対応バージョンがリリース済み。iOS 14の対象機種はiPhone 6s以降、初代iPhone SEも生き残る
新OSについて毎年気になるのが対応機種。iPhoneは数年前の古い機種でもOSバージョンアップに対応しており、1つのモデルを長く使えるのが魅力だ。iOS 14ではiOS 13と同じく、iPhone 6s/6s PlusとiPhone SE(第1世代)もサポートする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.