つらい花粉症をスマホで乗り切る方法 飛散量の情報収集から“花粉撲滅アプリ”まで(1/2 ページ)
花粉症にはスギ、ヒノキ、イネなどさまざまなアレルゲンがあるが、どの花粉症でも変わらないのは「目がかゆくなり、鼻がムズムズする」こと。花粉が多く飛散する日の外出は避けるため、スマホで簡単に花粉の飛散状況をチェックできるアプリを紹介する。
目がかゆくなり、鼻がムズムズする――寒い冬が嫌いでも、花粉症の人にとっては暖かくなるからといって、春の到来を手放しで喜べないのがつらいところです。そう、花粉が飛散するからです。
花粉症を引き起こすアレルゲンには、2月から飛散するスギ、ヒノキの他に、イネ、ブタクサ、ヨモギ、スギなどさまざまな植物の花粉があります。最も多いのはスギとヒノキが引き起こす花粉症。両方に反応してしまう人では、2月から5月と1年の3分の1を花粉症の症状とともに過ごさなければなりません。
薬で症状の発現を抑えられるとしても、できれば花粉が多く飛散する日の外出は避けたいところ。朝のテレビでも花粉の飛散量を知ることができますが、もっと手軽に、スマホでチェックしてみるのはどうでしょうか。
憂鬱(ゆううつ)な花粉飛散量のチェックは手早く済ませたいもの。アプリなら、設定さえ済ませておけば、ワンタップで完了しますよ。
iPhoneユーザー向け
花粉メーター
- App Store
- 対応OS:iOS 7.0以降(端末はiPhone 5以降)
花粉の飛散量に応じて、ネコの「マロ」の顔が変化します。つらい現実があったとしても、マロの表情でほんの少しだけ救われます。
また、週間の花粉飛散量予測を気温、降水確率、天気情報とともにチェックできるのも実用的です。
花粉症まとめニュース
- App Store
- 対応OS:iOS 12.1以降、iPadOS 12.1以降
その名の通り、花粉症に関するニュースや豆知識をチェック可能なアプリです。「花粉ニュース」「花粉症まとめ」「豆知識」「花粉情報」をタブで表示。
花粉情報タブでは、ウェザーニュースが提供している花粉飛散量を知ることができます。自分の住んでいる知域、または出かけようとしている地域を地図から選んでいけば、翌日の花粉飛散量が分かりますよ。
Androidユーザー向け
花粉地図(ポールンロボ)
- Googleストア
- 対応OS:Android OS 4.4以降
花粉飛散量だけでなく、風情報も地図上に表示します(Android 10以降で風向き表示が出ないとのレビューあり。筆者のAndroid 12がインストール済みスマホでも非表示なのを確認)。こちらの情報元はウェザーニュースのポールンロボ。観測済みのデータを取得しているため、「花粉予報」ではないことに注意しましょう。
初回起動時に、位置情報へのアクセス許可が求められます。「アプリの使用時のみ」または「今回のみ」を選択しておきましょう。現在地以外にも予測対象地域を設定することができます。花粉飛散量は円の大きさで把握できるので一目瞭然です
iOSとAndroidに対応
週間天気予報 Sunny
週間天気予報 Sunnyは、週間天気、花粉情報、天気概況を一度に確認できるアプリです。位置情報からエリア設定を行えるため、手間がないのが便利。歯車アイコンから気象予報区域を追加することも可能で、追加した地域はタブ表示されます。いつも行く知域を設定しておけば、飛散量に応じて準備できそうですね。
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