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iPhone 14/14 Proの実機に触れて分かった“違い” Plusのサイズ感やProの新ノッチはどう?(2/3 ページ)

Appleは、9月7日(現地時間)、iPhone 14シリーズやApple Watchの新モデル、AirPods Pro 2を発表した。新モデルのiPhone 14シリーズを、写真とともにチェックしていきたい。iPhone 14の外観は日本のモデルと異なる。iPhone 14 Proはノッチの形状が大きく変わった。

ノッチの形状が変わったiPhone 14 Pro

 miniがなくなり、Plusが加わったことを除くと、どちらかといえばマイナーチェンジのような無印のiPhone 14だが、対するiPhone 14 ProやiPhone 14 Pro Maxは、前モデルから進化した部分が多い。まず、iPhone X以降、iPhoneの象徴になっていたノッチの形状が変更された。センサーやカメラがベゼルと一体ではなくなり、ディスプレイの中に埋め込まれている点が最大の違いだ。


iPhone 14 Pro、Pro Maxは、インカメラを刷新。従来のノッチがなくなり、ディスプレイの一部をくりぬく形でカメラやセンサーが搭載されている

 この形状を生かし、「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」と名付けた機能を搭載。カメラやセンサーの周りにソフトウェアで黒い帯を表示することで、あたかも物理的なバーが拡大しているかのように見える。再生中の音楽や、マップのナビなど、バックグラウンドで何らかのアプリが動作している際に、ダイナミックアイランドの表示になる。


カメラ・センサーを生かして、バックグラウンドアプリの動作を伝えるダイナミックアイランド。インカメラを見えなくするのではなく、この部分を情報を表示するための窓として使う逆転の発想が面白い

 ディスプレイは常時表示に対応している。iOS 16では、ロック画面を大幅に刷新し、ウィジェットを配置できるようになったが、こうした情報を常に表示しておくことが可能になった。リフレッシュレートを1Hzから120Hzに可変できることを生かしており、ディスプレイはやや暗くなるが、画面を点灯させることなく、ウィジェットや通知の情報を確認できるのは便利だ。屋内であれば、視認性も十分高い。

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常時表示の状態(左)と画面を点灯させたところ(右)

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