「Apple Watch Series 9」発表 新チップで処理性能アップ、新ジェスチャーや新色ピンクを追加 「Ultra 2」はさらに明るいディスプレイに
Appleが新しい「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」を発表した。
米Appleは9月12日(現地時間)、新モデル「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」を発表した。日本でも同日から予約を受け付け、22日に販売を始める。価格はSeries 9が5万9800円(税込み、以下同)から、Ultra 2は12万8800円から。
Apple Watch Series 9
Apple Watch Series 9は、新しいチップ「S9 SiP」を搭載している。前モデルの「Series 8」に比べ、機械学習のタスク処理は最大2倍高速化した他、Siriの音声認識をローカルで処理できるようになり、音声認識の精度は最大25%向上するという。バッテリー駆動時間に変わりはなく。18時間としている。
指の動きで操作できるジェスチャー機能に、人差し指と親指を使った「ダブルタップ」を追加する。音楽の再生や一時停止、電話の応答、ウィジェットのスクロールなどを操作できるようになる。
ディスプレイの輝度は最大2000ニトで、Series 8比で2倍明るくなった。
カラーバリエーションは従来のシルバー、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDに加え、新色のピンクを追加する。
Apple Watch Ultra 2
Apple Watch Ultra 2は、Series 9と同じS9 SiPチップを搭載している。
アウトドア用途を想定してディスプレイの輝度が前モデル「Apple Watch Ultra」(2022年発売)の最大2000ニトから最大3000ニトまで引き上げられた。新しいウォッチフェイスも用意している。
カラーバリエーションに変更はなく、1色のみ。
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