約7割のシニアがスマホでトラブル経験あり、特に多いのは? MMD研究所調べ
MMD研究所は、シニア世代を対象としたスマートフォンのセキュリティに関する調査を実施。身に覚えのない連絡を受けた経験や、実際に経験したトラブルや困りごとなどについての回答を集計したものとなる。
MMD研究所は、1月24日に「2024年シニアのスマートフォンのセキュリティに関する調査」の結果を発表。予備調査では60~79歳の男女1万人、本調査ではスマートフォンを持つシニア1200人が回答している。
スマートフォン利用で身に覚えのない連絡を「受け取ったことがある」と答えたのは84.4%で、各項目別では電話が73.2%、メールが73.1%、SMSが63.2%となった。スマートフォンに関するトラブルや困りごとを「経験したことがある」と答えたのは72.4%で、内容を複数回答で聞いたところ「機能を使いこなせていない」が43.9%、「怪しいメッセージやリンクを受け取った」が32.6%、「バッテリーがすぐ減った」が32.4%となった。
スマートフォン利用中に困った場合、誰に相談するか(複数回答)は「同居している家族」が31.9%、「通信会社のカスタマーサポート」が27.9%、「同居していない家族」が21.6%となった。
スマートフォンを利用する際のセキュリティや防犯は「対策を行っている」と回答したのは64.2%、「ある程度意識しているが、具体的な対策はしていない」は24.6%。実際に行っている対策を複数回答で聞いたところ「怪しいメッセージやリンクを開かないようにしている」が74.2%、「非通知や知らない電話番号には出ないことにしている」が69.7%、「詐欺電話や不正請求に注意している」が56.3%となった。
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