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1980円のMagSafe対応リモコンシャッター搭載グリップを試してみた【3COINS】(1/2 ページ)

片手でホールドしやすく、遠距離からの自撮りや集合写真撮影にも使えるリモコンシャッター搭載グリップが3COINSで販売されている。「マグネットワンハンドシャッター」だ。1980円の同製品を購入してみたので、使えるかどうかを試す。

 「スマホカメラをもっと使いこなしたい」「集合写真をいい感じに撮りたい!」というニーズにぴったりなのが、3COINSが7月に発売した新製品「マグネットワンハンドシャッター」だ。

 価格は1980円と“スリーコインズ”ではないが、果たして実用に耐えるのだろうか。手持ちのスマートフォンで試してみた。


「マグネットワンハンドシャッター」のパッケージ

MagSafeでピタッとくっつく、グリップ付きシャッターボタン

 マグネットワンハンドシャッターは、MagSafeでスマホの背面にピタッとくっつくグリップ付きのシャッターボタンだ。スマホを片手でホールドしやすくなるので、スマホカメラのシャッターが切りやすくなる優れものだ。

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 パッケージの中身は、本体の他、MagSafeを搭載していないAndroidスマホなどに取り付けるためのメタルリング、取扱説明書が入っている。


バッケージには本体とメタルリング、紙類が入っている。メタルリングは1度剥がすと吸着力が損なわれるとのことなので、使い捨てと割り切ろう

 カラーはグレーとアイボリーの2色展開で、今回はアイボリーを購入した。本体はABS樹脂、いわゆる“プラスチック”製なので、高級感はない。


正面から見ると、グリップ部が際立つ。落ちにくいように凹凸に成形されている

 背面にはスマートフォンに取り付けるマグネットエリアと充電用USB Type-C端子が見える。上部には取り外せるシャッターリモコンがあり、その部分にシャッターボタンと、充電状況やペアリング中であることを示すLEDインジケーターが配置されている。


背面。マグネットエリアとグリップ部があり、グリップ部の上に充電用USB Type-C端子がある

シャッターボタンのあるシャッターリモコン。ボタンの下にあるのは状態を示すLEDインジケーターだ

 シャッターリモコンは70mAhのリチウムポリマーバッテリーを搭載しており、待機時間は最大60日間となっている。満充電にかかる時間は約1.5時間だ。

 マグネットエリアはスマートフォンを傷つけにくいシリコンで覆われており、うっすらとマグネットが透けて見える。

 シャッターボタンのある部分は、本体から取り外せる。小さくて、手の中にすっぽり収まるので、スマホを固定して集合写真を撮るような場面で見えないシャッターリモコンとしても活用できそうだ。


シャッターリモコンは外して使える

指先サイズと言っても過言ではないほど小さい

 では、早速使ってみよう。

iPhoneのMagSafeに強力吸着 Androidは付属のメタルリングを活用

 実際にGalaxy S25とiPhone 16に取り付けてみた。なお、Galaxy S25はマグネットリングがあらかじめ取り付けられているケースを装着していたので、マグネットワンハンドシャッターに付属するメタルリングを使用していない。

 使い始める際は、シャッターリモコンのUSB Type-C端子に充電ケーブルを接続して満充電にしておこう。5W2.4A以下で出力するACアダプターを使うようにとのことなので、USB Standard-A to USB Type-Cケーブルを使うのが無難であろう。


充電中はLEDサインが赤色に点滅する

 シャッターリモコンのシャッターボタンを長押しすると、電源が入りBluetoothペアリングモードに入る。LEDインジケーターが青く点滅したら、接続したいスマートフォンのBluetoothメニューから「2516_PHOTO-3」を探してペアリングする。


シャッターボタン長押しでLEDサインが青色で高速点滅する

「2516_PHOTO-3」がリストに現れた。左はiPhone 16、右はGalaxy S25のBluetooth設定画面

「ペアリング」をタップする。左はiPhone 16、右はGalaxy S25のBluetooth設定画面

マグネットワンハンドシャッターが接続された。左はiPhone 16、右はGalaxy S25のBluetooth設定画面

 ちなみにマルチペアリングには対応していないため、複数のスマホで使う場合は都度ペアリングを解除する必要がある。

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