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Apple、「iOS 18.6.2」など配信 “非常に高度な攻撃に悪用された可能性”のある脆弱性を修正
AppleがiOS 18.6.2などを配信開始した。悪意のある画像によってメモリを破壊されるImageIOの脆弱性を修正するもので、「非常に高度な攻撃に悪用された可能性がある」としている。
米Appleは8月20日(現地時間)、「iOS 18.6.2」「iPadOS 18.6.2」「iPadOS 17.7.10」「macOS Sequoia 15.6.1」「macOS Sonoma 14.7.8」「macOS Ventura 13.7.8」の配信を開始した。いずれも、“非常に高度な攻撃に悪用された可能性”のある脆弱性の修正のみが目的だ。
このアップデートは、AppleのImageIOフレームワークに存在する深刻な脆弱性を修正するためのものだ。攻撃者は悪意のある画像を送信することでメモリを破壊し、端末のセキュリティ侵害を引き起こす可能性があるという。
「Appleは、この問題が特定の個人を標的とした非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるという報告を認識している」。
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