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auから高耐久スマホ「TORQUE G07」登場 耐泥水に対応、衛星通信専用アンテナを搭載 実機を速攻チェック(1/2 ページ)

過酷な環境に耐える堅牢(けんろう)性と、泥汚れを水で簡単に洗い流せる独自構造を備えた最新機種「TORQUE G07」が登場した。圏外でも衛星通信を利用できる機能や、前機種の大容量バッテリーを流用できる設計で利便性を高めた。端末をかざすだけで設定変更ができる新機能と、海中撮影も可能な進化したカメラで活動の幅を広げる。

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 KDDIは2026年2月25日午前10時、京セラが製造する高耐久スマートフォン「TORQUE G07」を発表した。2月25日10時から予約を受け付け、3月18日に発売する。

 TORQUE G07は、2023年10月発売の先代モデル「TORQUE G06」から多くの機能を進化させ、過酷な現場やアウトドアでの実用性を高めている。全国のau取扱店などを販路として展開し、専門的な用途から日常使いまで幅広い需要に応える。


「TORQUE G07」

カラーバリエーション

カバーの付け替えで多色展開を実現

 基本カラーはレッド、ブラック、オリーブの3色を用意する。このうち、オリーブは「au Online Shop」でのみ取り扱う。別売りのアクセサリーとして、イエローとブルーの正面カバーおよび背面カバーも用意する。ボディーの多くのパーツは黒色を基調としつつ、カバーの付け替えを行える構造にしたことで、コストを抑え多色展開を可能にした。

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 本体サイズは75(幅)×157(高さ)×14.6(奥行き)mmで、重量は約243gとなる。OSにはAndroid 16を、プロセッサにはSnapdragon 7 Gen 4を採用した。ストレージは128GB、メモリは8GBを内蔵し、最大2TBのmicroSDXCをサポートする。


基本カラーはレッド、ブラック、オリーブの3色だ

イエローとブルーに着せ替えることも可能となっている

カメラボタンやダイレクトボタンはTORQUE G06から継承している

 KDDIはTORQUE G07用のオプション品を販売する。携帯性を高めるホルダーには、カラビナ等が付属しズボンやリュックに装着できる「ハードホルダー」、バイクや三脚に固定できる「マルチホルダー」、水没を防ぐ「フローティングストラップ」がある。


カラビナ等が付属しズボンやリュックに装着できる「ハードホルダー」

泥汚れを気にせず活動できる、丸洗い可能な高耐久ボディー

 本機はシリーズ史上最多となる37項目の厳しい耐久試験をクリアした。米国国防総省の調達基準MIL-STD-810Hの21項目に準拠し、風雨や温度衝撃といった環境下でも耐えうる堅牢(けんろう)性を実証した。さらに京セラ独自の試験16項目にも合格し、高温保管や泡ハンドソープ洗浄にも対応する。

 耐久性において特筆すべきは、新規に追加された過酷な試験項目だ。泥水への浸漬を想定した耐泥水試験をはじめ、落下直後に水没させる複合試験や、L字落下試験などを導入した。メーカーの京セラでは、泥水に沈んでしまっても動作性能に問題が生じないことを確認している。

 端末が泥で汚れた後の手入れのしやすさにも配慮している。電池パックを交換するための背面カバーと筐体の隙間に泥やほこりが入っても、水で洗い流しやすいスリット構造を採用した。利用者が端末を水洗いする際、4箇所に設けたスリットからスムーズに泥水が流れ出る工夫を施し、常に清潔な状態を保ちやすい。


泥で汚れたTORQUE G07

TORQUE G07の背面。泥を水で洗い流しやすいスリット構造を採用している。水(分かりやすいように黄色の液体を使用)をかけて洗い流していくと……

きれいに汚れが落ちていく

 耐海水性能は、TORQUE G06が水深約2.0mの海水に約60分間沈める試験をクリアした耐海水性能を備えていたのに対し、TORQUE G07では約5mとさらに深く沈めてもクリアできる基準へと向上した。また、落下試験の高さ基準も2mから2.2mへ引き上げた。高さ1mから繰り返し落下させる試験では1000回まで耐え抜く構造となっている。

アンテナを自動で選択し、圏外の山奥でも通信を確保しやすく

 山奥や災害時など、地上の基地局と通信できず圏外になる状況でも安全を確保する機能を強化した。地上の上空約350kmに配置されたStarlink衛星を利用する「au Starlink Direct」との連携を最適化している。上空の衛星に向けた専用アンテナを設計し、過酷な環境下でも確実な通信を維持する。

 通信性能の進化点として、上側のアンテナと下側のアンテナを自動で選択する技術を新たに搭載した。前機種では受信のみだった上側のアンテナから送信も可能になり、衛星への放射をより強力に行える。アンテナの放射パターンが上空の外側へ大きく開くよう設計し、衛星との通信状態を維持しやすくなる。


地上の上空約350kmに配置されたStarlink衛星を利用する「au Starlink Direct」との連携を最適化した設計だ

専用タグに端末をかざすだけで特定機能を即時起動

 新たに搭載された「タッチプラス」は、NFCを用いて端末の設定切り替えやアプリの起動をワンタッチで実行できる機能だ。専用のタグを端末で読み取るだけで、あらかじめ登録した内容を自動で動作させる仕組みを持つ。背面カバーに付いているタグや別売りのタグを活用し、機能を瞬時に起動したりできる。


オプション品として用意するNFCタグ(5個セット)

背面カバーの内側にもNFCタグが取り付けられた状態で出荷されるという

「タッチプラス」は別売りのNFCタグと連動する機能となっている。画像は連携作業を行う様子

 タッチプラスの機能を活用することで、例えば平日は仕事用の落ち着いた画面にし、休日はアウトドア向けの壁紙に変更するといった使い方が可能だ。背面パネルを付け替える際、タグを読み込ませるだけで一瞬にして画面のテーマが切り替わる。マナーモードの設定なども一括で変更でき、環境を素早く切り替える。

 アプリや機能をワンタッチで起動するショートカット機能も実用的だ。自転車の専用ホルダーにNFCタグを貼り付けておき、乗車前に端末をかざすだけで、距離やルートなどのデータを重ねて表示・記録できるカメラの「Action Overlay(アクションオーバーレイ)」機能を一発で起動できる。手袋をしたままでもすぐに録画を開始できるため、シャッターチャンスを逃さず操作の自動化を実現できる。


自転車の専用ホルダーにNFCタグを貼り付けておき……

TORQUE G07をNFCタグにかざすと……

「Action Overlay(アクションオーバーレイ)」機能を一発で起動できる

 過酷なビジネスの現場を支え、作業効率を向上させる専用機能も多数搭載している。ファイルサイズを抑えて撮影できる低画素モードを搭載し、電子納品に最適な画素数で写真を残せる。これまで京セラの法人向け端末「DuraForce EX」に搭載していたバーコードの連続読み取りが行える専用アプリをTORQUE G07にも搭載した。複数のバーコードを一挙に読み取れるため、在庫管理の負担を軽減する。


バーコードの連続読み取りが行える専用アプリも搭載した
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