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ラグジュアリーカード最上位「Black Diamond」会員イベントに潜入 年会費66万円の価値はどこにある?(1/2 ページ)

富裕層の価値観がコト消費へ移る中、ラグジュアリーカードは特別な体験価値の提供に注力している。最上位のBlack Diamond会員向けレセプションが、日本初上陸のサステナブルホテルで開催された。限定イベントやLINEコンシェルジュ等のサービスが、高額な年会費を上回る満足度を会員に与えている。

 昨今、特別な体験価値を提供する、富裕層向けのプレミアムなクレジットカードが増えている。富裕層の価値観がモノ消費よりコト消費(体験)へと変化し、自己成長や健康、人脈といった持続的な資産に投資する傾向が強いとされているからだ。

 ではそんな富裕層に対して、いったいどのような体験価値が提供されているのだろうか。

 今回、富裕層向けのクレジットカードの中でも、日本一高額の年会費であるラグジュアリーカード「Black Diamond」会員限定のレセプションイベントに参加することができた。その様子をレポートする。

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左上の角に手作業で磨き上げられたブラックダイヤモンドがあしらわれた「Black Diamond」の金属製カード

Mastercard最上位、初年度は176万円のラグジュアリーカード

 まずラグジュアリーカードについて説明しておこう。2008年に米国で創業し、2016年に日本上陸。Mastercardの最上位クラス「ワールドエリート」を日本で初めて採用し、金属製カードを特徴とする。4種類のカードを発行し、その内訳は年会費5万5000円の「Titanium Card」、同11万円の「Black Card」、同22万円の「Gold Card」、完全招待制の「Black Diamond」となる。

 中でも最上位ステータスのBlack Diamondは、入会金110万円と年会費66万円という日本一高額なカードだ。入会金と年会費を合わせると、初年度は176万円がかかる。

 ラグジュアリーカードは多彩なイベントやコミュニティー活動を通じて会員の満足度を高めているが、特にBlack Diamond会員向けには、唯一無二の交流イベントを企画しているという。

 そのため、イベント会場も特徴のある施設を厳選。今回は、3月5日に東京・赤坂に開業したばかりの「1 Hotel Tokyo(ワンホテルトウキョウ)」で開催された。ホテルは赤坂トラストタワーの38~43階に位置する。

 1 Hotel Tokyoは日本初上陸で、世界では13軒目となるサステナブル・ラグジュアリーホテル。自然との調和をコンセプトに、緑豊かな空間でサステナブルな宿泊体験ができるホテルとして、世界中で高い評価を受ける。


1 Hotel Tokyoの1階エントランス。ホテル内の随所に植物が配置されている

 このような話題のホテルだけに、Black Diamond会員50人という参加者募集を公式アプリで行ったところ、案内後すぐに多数の応募があったという。なお参加には会費が必要で、会員1人につき1人を同伴できる。

世界的にも話題のホテルでイベントを開催

 レセプションイベントは、1 Hotel Tokyoの38階のバンケットルーム「カメリア」で開催。会場からは東京タワーや湾岸の景色が一望でき、夕暮れ時18時の開始から20時の終了まで、刻々と変化する東京の夜景が実に美しかった。


バンケットルーム「カメリア」の入口。扉は重厚で落ち着きのある木で、環境に配慮したLED照明を採用する

大きな窓からは東京タワーが目前に臨める

 まずラグジュアリーカード合同会社の代表者 菊地望氏のあいさつと乾杯でイベントがスタート。菊地氏は、「好きな人と好きなものに囲まれ、自分らしく生きることを真のラグジュアリーとして考えるラグジュアリーカードと、自然との調和とサステナビリティーを核とする1 Hotel Tokyoのラグジュアリーの定義に共鳴を感じる」と両者の親和性を強調。ラグジュアリーカードが2026年11月に10周年を迎えることへの感謝を伝えた。

 次に1 Hotel Tokyoの総支配人 小南正仁氏が、ホテルの特徴を紹介した。客室は211部屋。全ての客室に浄水システムを導入し、プラスチックを一切使用していないこと、再生素材を生かしたデザインで、環境配慮やサステナビリティーを重視していることなどが語られた。「私たちはここで過ごす時間や体験を通じて、お客さまにサステナビリティーへの気付きをお届けできるブランドでありたい」と締めくくった。


ラグジュアリーカード合同会社の代表者 菊地望氏

1 Hotel Tokyoの総支配人 小南正仁氏

自然と調和したダイニングを体験できる

 四季折々の地域の食材を使った料理は立食スタイルで、サステナブルなダイニング体験ができる。1 Hotel Tokyoの館内はペーパーレス化、脱プラスチックが徹底されているので、ブッフェ料理は陶器の器に収まり、自然の葉が紙ナプキン代わりになる。

 ホテル全体で1500以上の鉢植えがあるというだけに、ビュッフェテーブルにもヤシやシダなど、さまざまな観葉植物が配置されている。中でも印象的な一皿が、「岩海苔 かつお節のライスボール」。まるで苔玉のようなその姿に、発想のユニークさを感じずにはいられなかった。


食材がそのまま飾られ、さまざまな鉢植えが配置されたビュッフェテーブル

石の器に盛り付けられた「岩海苔 かつお節のライスボール」。岩海苔のうまみが凝縮された味わいだった

ドリンクはシャンパンやワインなどを用意
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