お風呂でのスマホ使用、防水性能があっても危険な理由と「どうしても持ち込みたい」ときの正しい対策(1/2 ページ)
お風呂でのスマホ使用は一般的だが、実は防水機種でもメーカーは推奨していない。水ぬれは保証対象外となり、お湯や湿気によるリスクも。本記事では、防水の盲点とどうしても持ち込む際の対策を解説する。
長風呂をする際、浴室にスマートフォンを持ち込むという人は少なくないだろう。かくいう筆者もYouTubeでゲーム実況を見たり、気になる商品を検索したり、原稿の下調べをしたりしながら、日によっては風呂の中でゆっくり時間を過ごしている。
とはいえ、浴室にスマホを持ち込むのは、あまり推奨される行為ではない。なるべく端末のダメージを抑えるには、どうすればいいだろうか?
防水性能がある機種でも、基本的に浴室への持ち込みは推奨されない
昨今は一部の機種を除き、防水性能を備えるスマホが増えた。国内シェアの高いAppleのiPhoneシリーズで言えば、2016年モデルの「iPhone 7」からIP67等級の防水に対応している。既に10年近く、スマホの防水仕様は当たり前になっている。
このような防水仕様の存在を信じて、浴室にスマホを持ち込んでいる方も多いことだろう。筆者もiPhoneシリーズを裸で浴室に持ち込んでいる。何度か手を滑らせて湯船に落としたこともあるが、幸運にも致命的な故障を招いたことはない。
ただし、以前使用していた機種を湯船に落としたあと、内蔵スピーカーの音質が低下したと感じたこともあった。あくまでも自己責任であることをご了承いただきたい。
実際、防水性能があるスマホでも浴室への持ち込みは推奨できない。Appleの公式ヘルプページの記載を確認してみると、「iPhone 7以降の防沫・耐水・防塵(じん)性能について」というページにて、いくつかの注意事項を確認できる。具体的には、以下の点に注意が必要だ。
防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水ぬれによる損傷は、保証の対象外となります。(※出典:「Apple「iPhone 7以降の防沫・耐水・防塵性能について」)
水ぬれによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。
- iPhoneを着用したまま泳ぐまたは入浴する
- iPhoneに水圧が強い水や流速が大きい水をかける(例えば、シャワー、ウオータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
- iPhoneをサウナやスチームルームで使う
- iPhoneを意図的に水没させる
- 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下でiPhoneを動作させる
- iPhoneを落とすなど、衝撃を与える
- iPhoneを分解する(ネジを外すなど)
せっけん、洗剤、酸や酸性の食品および液体(香水、虫除け、ローション、日焼け止め、油、接着剤リムーバー、毛髪染料、溶剤など)がiPhoneに付かないよう、極力注意してください。iPhoneにこれらの物質が付いてしまった場合は、こちらの記事の手順にそってお手入れしてください。(※出典:Apple「iPhone 7以降の防沫・耐水・防塵性能について」)
このように、入浴やシャワー、湿度の高い環境下での使用、せっけんなどの付着などは、避けるように明記されている。あくまでも防水性能というのは、経年劣化するものであり、お湯や強い勢いの水、水以外の液体の付着などを想定したものではないことも頭に入れておこう。
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