2026年の“本気”カメラスマホ「Xiaomi 17 Ultra」と「OPPO Find X9 Ultra」、写りの違いを徹底比較してみた(1/4 ページ)
2026年を代表するカメラスマホ「Xiaomi 17 Ultra」と「OPPO Find X9 Ultra」を比較する。広角/望遠の実写から色表現、シャッターボタンなどの操作性、約7万円の価格差まで、どちらがベストか?
「スマートフォンのカメラ性能は頭打ち」という意見が聞こえてくる。確かにセンサーの基本性能が向上したおかげで、エントリーからミッドクラスの端末まで、きれいな写真を撮影できる機会が多くなっているのは事実だろう。
一方で、各社フラグシップモデルの中でも、カメラにこだわり抜かれた端末は、カメラメーカーと協業し、独自色を強める傾向がある。きれいな写真が撮影できることは前提として、さらに深いチューニングで写真の仕上がりに個性を出すというアプローチだ。
2026年に発売されたカメラに強いスマートフォンの中で代表的なのが、「Xiaomi 17 Ultra」(3月発売)と「OPPO Find X9 Ultra」(7月発売)だろう。本記事ではカメラスペックと写真の仕上がりに着目して、両者を比べていきたい。
望遠カメラは可変ズームか、2レンズか
まずはそれぞれのスペックを見ていこう。
- Xiaomi 17 Ultra
- 広角:約5000万画素、F1.67、1型センサー
- 望遠:約2億画素、F2.39-2.96、1/1.4型センサー
- 超広角:約5000万画素、F2.2、1/2.75型センサー
- OPPO Find X9 Ultra
- 広角:約2億画素、F1.5、1/1.12型センサー
- 望遠:約2億画素、F2.2、1/1.28型センサー
- 超望遠:約5000万画素、F3.5、1/2.75型センサー
- 超広角:約5000万画素、F2.0、1/1.95型センサー
どちらも、カメラに特化した端末というだけあり、解像度は極めて高い。フラグシップの名に恥じぬ構成となっている。
その中でも、顕著に違いが出ているのが望遠カメラだ。Xiaomi 17 Ultraは光学ズームの焦点距離を75mmから100mmまでシームレスに切り替えられる可変式なのに対し、OPPO Find X9 Ultraは望遠カメラを2つ搭載することで光学3倍ズーム、光学10倍ズームを切り替えられる。
使い勝手については後述するが、ここでもメーカーの考え方に違いが表れているのが面白い。また、Xiaomi 17 UltraはLeica、OPPO Find X9 UltraはHasselbladと、それぞれカメラメーカーと協業しており、チューニングには大きな差が見られる。Xiaomi 17 Ultraには、よりLeica色の強いモデル「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」も発売されているが、基本的なカメラスペックに差はない。
ハードウェア面での違いとして留意しておきたいのがシャッターボタンだ。OPPO Find X9 Ultraはシャッターだけでなくスライド操作で倍率調整、AFロックといった操作も可能になっている。
ボタンの位置は高めで、iPhoneのカメラコントロールに近い使用感となっている。使いにくさを感じるシーンもあるが、カメラに特化したスマートフォンとしてシャッターボタンを搭載する意義は大きい。
一方、Xiaomi 17 Ultraにはシャッターボタンがない。Leica Leitzphone powered by Xiaomiにも共通するが、Leicaと協業するほどカメラに長年注力しているにもかかわらず、撮影体験に直結するシャッターボタンのような機構を備えていない点は疑問だ。
本記事で導き出す結論のネタバレにもなるが、今回比較した2つの端末は、どちらもスマートフォンカメラとして非常に優秀なのは間違いない。どちらがいいというよりは、どちらが好みかという視点で見比べていくと、それぞれの特徴が見えてくるはずだ。
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