「カスタモ for EZ」のEZケータイアレンジデータを利用したカスタマイズ「カスタモ」でケータイをカスタマイズ:au編

KDDIはau携帯電話向けに一括カスタマイズ機能「EZケータイアレンジ」を2006年秋から提供している。対応機種は現在12機種で、続々増えている。いち早くこのサービスに対応したシャープ製端末「W41SH」でEZケータイアレンジを試してみた。

» 2007年02月05日 10時00分 公開
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 au携帯電話の一括カスタマイズ機能を提供する「EZケータイアレンジ」は、KDDIが番号ポータビリティ制度開始をにらんで2006年秋に発表した新サービスの1つだ。端末メーカーを問わずキャリアが提供するサービスとなっている。

 2006年秋のスタート時には「W43SA」と「W41SH」の2モデルのみの対応となっていたが、12月に「W44S」が対応。さらに2007年春モデルのラインアップでは「MEDIA SKIN」「W52T」「W51CA」「W51H」「W51K」「W51S」「W51SA」「W51SH」「W51T」の9機種が対応しており、早くも標準の機能になりつつある。

Photo カスタモ for EZ

 EZケータイアレンジのコンテンツを提供するサイトはすでに数多く存在するが、それらの中でシャープ製端末W41SH向けのコンテンツを提供しているのがカスタモ for EZだ。

 W41SHは、EZケータイアレンジを利用してさまざまな部分のグラフィックが変更できる。提供されているデータの中には、各種着信音が含まれていないものなどもあるが、そのような場合は、すでに適用されている設定が引き続き利用可能で、デフォルトの着信音などに書き換えられることはない。

W41SHのEZケータイアレンジ機能で変更できる要素

待受画面(メインディスプレイ)、待受画面(サブディスプレイ)、メインメニュー、EZメニュー、音声着信グラフィック、アラーム鳴動グラフィック、Eメール送受信アニメ、Cメール受信アニメ、パワーオングラフィック、パワーオフグラフィック、ソフトキー背景、ダイアログアニメ(エラー、注意喚起、電池切れ、実行中、お知らせ/完了、質問)、文字入力画面、電池残量グラフィック、電波状態グラフィック、音声着信音、Eメール受信音、Cメール受信音、アラーム鳴動音、パワーオン音、パワーオフ音


※すべてのパッケージにこれらのコンテンツが用意されているわけではありません。用意されていないものに関しては、きせかえツール適用前のものがそのまま引き継がれます

プリインストールコンテンツは「White」がおすすめ

 W41SHには、3種類のEZケータイアレンジデータがプリインストールされている。出荷時の状態ではEZケータイアレンジは使用されていないものの、「White」「Pink」「Black」3つのデータが利用可能で、手軽に一括カスタマイズが体験できる。

PhotoPhotoPhotoPhoto W41SHにプリインストールされている「White」「Pink」「Black」のEZケータイアレンジデータ。Whiteの待受画面では羊がハートウォーミングな動きを見せる

 ちなみにW41SHのボディカラーは、ルミナスピンク、プレシャスホワイト、ノーブルブラック、ブリリアントレッドの4色。「Red」がないため、3色分だけ内蔵コンテンツが用意されているかのように見えるかもしれないが、3つのデータはいずれもどのボディカラーのモデルで使っても違和感のないデザインだ。

 Blackはノーブルブラックとブリリアントレッド、どちらのカラーにも合うような、黒をベースにしながらコントラストの高いビビッドなカラーリングを採用。Pinkはさわやかなピンク色でまとめられたコンテンツで、メニュー画面ではカーソルの動きに合わせてロゼワインのような液面が上下するといったギミックも用意する。Whiteは羊を中心とした各種動物のイラストが登場するデータ。メニュー画面にはウサギやモグラ、シカなどが次々登場し、待受画面では毛を刈られた羊とふわふわの羊が愛らしい動きを見せる。

 EZケータイアレンジを適用するには、決定キーを押してメニューを開き、さらに右ソフトキーに割り当てられた「メニュー」を押して、「ケータイアレンジ設定」を開けばいい。ここで「ON」を選択すると「データフォルダ」「EZwebで探す」「メーカーサイトで探す」という選択肢が現れ、データフォルダを開けば利用可能なコンテンツデータがリストアップされる。リストの中から好みのデータを選んだら、左ソフトキーの「登録」で設定は完了だ。リストアップされたデータは「再生」すると、具体的なデータの中身を確認できる。ちなみにケータイアレンジ設定で「OFF」を選べば画面を初期状態に戻せる。また、メニューの「データフォルダ」から「ケータイアレンジ」を開いてもデータが一覧表示されるので、ここで左ソフトキーを押して「登録」しても適用できる。

PhotoPhotoPhotoPhoto 決定キーでメニューを開き、右ソフトキーで「サブメニュー」を開くと「ケータイアレンジ設定」が行える。ここで「ON」を選び「データフォルダ」にアクセスすると利用可能なデータが一覧表示される
PhotoPhotoPhotoPhoto 一覧からデータを選ぶと、データに含まれているグラフィックが個別に確認できる。「登録」を押すと数秒でデータを書き換えてくれる

 なお、メーカーサイト「SH@ez」にアクセスするか、ケータイアレンジ設定でONを選び、「メーカーサイトで探す」を利用すると、無料のEZケータイアレンジ用データが入手可能なので、まずはアクセスしてみよう。SH@ezのカスタマイズギャラリーには、不定期でさまざまなデータがアップされるので、こまめにチェックしておきたい。本稿執筆時点では「Line Dance」「Japanese Crest」の2種が配布されていた。

PhotoPhotoPhoto シャープのメーカーサイト「SH@ez」では、EZケータイアレンジ用のデータを無料で配布している。不定期に更新されるのでこまめにチェックしたい。中央がLine Dance、右がJapanese Crest

「カスタモ for EZ」ではキャラクターやスポーツのパッケージを配信

 内蔵データやSH@ezで配布されているデータでは物足りないユーザーには、「カスタモ for EZ」を始めとするサイトで有料コンテンツを購入することをお勧めする。カスタモ for EZでは、W41SH向けに犬や猫をモチーフにしたパッケージ、手塚治虫氏のキャラクターを集めたパッケージ、鉄腕アトム、ブラック・ジャック、ゲゲゲの鬼太郎、ハローキティ、マイメロディなどの人気キャラクターのパッケージ、阪神タイガースファン向けパッケージやクリエイターがデザインしたオリジナルデータのパッケージなどが用意されている。

PhotoPhotoPhotoPhoto カスタモ for EZには、W41SH向けのコンテンツが豊富に用意されている。動物やキャラクターのパッケージのほか、クリエイターが作成したパッケージなどもある。ランキングで人気のパッケージをチェックすることも可能だ

 アクセスするにはEZメニューから「カテゴリで探す」→「画像・キャラクター」→「EZケータイアレンジ」→「カスタモ for EZ」の順でたどればいい。またEZボタンを長押ししてSH@ezから「EZケータイアレンジ」を選んで「カスタモ for EZ」を開いても接続できる。

 パッケージは1つあたり315円から525円程度でダウンロードできる。課金はダウンロード時に行われ、代金は月々の通話料などと一緒に請求されるしくみだ。ダウンロードしたコンテンツは、データフォルダの「ケータイアレンジ」に自動的に保存される。データによってはminiSDに移動できるものもあるので、普段あまり使わないデータはminiSDに移しておいてもいいだろう。miniSD内のデータは直接適用することはできないので、必要なときは本体に移動し適用する必要がある。

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提供:シャープ 株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年2月28日