“スーパースリムボディ”に凝縮された多機能――「N705iμ」の実力に迫る厚さ9.8ミリ。極薄「N」端末がついに登場(1/2 ページ)

厚さわずか9.8ミリというスリムなボディが目を引く「N705iμ」は、薄さと多機能を両立させたスマートなモデルに仕上がっている。従来モデルからの進化点を中心に、N705iμの魅力をリポートしよう。

» 2008年02月15日 10時00分 公開
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photo NEC製のFOMA端末「N705iμ」。世界最薄クラスの厚さ9.8ミリというボディに、3インチディスプレイやFOMAハイスピード、おサイフケータイなどの機能を盛り込んだ

 NTTドコモから発売されたNEC製の「N705iμ」は、折りたたみ型3Gケータイとしては世界最薄(*)の厚さ9.8ミリを実現した携帯電話だ。同じ“μ”(ミュー)ブランドである「N703iμ」「N704iμ」の厚さは11.4ミリだったが、N705iμではさらに1.6ミリもの薄型化が図られた。まさにスリムさを極めたモデルといえるだろう。

 “薄型ケータイ”というと、薄さだけが追求され、ほかの機能が省略されることもある。その点N705iμは、スペック・機能面ともにブラッシュアップされ、ハイエンド端末並みの機能を備えた。3インチのメインディスプレイを搭載し、受信最大3.6Mbpsの高速通信が可能なFOMAハイスピードに対応。また、日々利用シーンが増えているおサイフケータイとしても利用可能だ。さらに、フルブラウザやMusic&Videoチャネル、うた・ホーダイなど、高速通信を生かす機能もサポートし、きせかえツール、2in1、直感ゲームなどドコモの新サービスにも対応する。“薄さ”だけではなく、その多機能ぶりも大きな魅力といえるだろう。

高いホールド感と操作性を兼ね備えた薄型ボディ

 携帯電話は、ビジネスからプライベートまで丸1日持ち歩くもの。その使いやすさを左右するのがサイズだ。N705iμの幅は49ミリと、50ミリを下回っている。そのため、男女を問わず手のひらに収まりが良くホールド感が高い。また、折りたたんだ際の高さは105ミリと、胸ポケットにもすっぽり収まるサイズ。ボディのエッジは開閉しやすい形状を採用しており、従来よりも大きくなったダイヤルキーはキーの区別が付けやすく、押し心地もしっかりとしている。「薄いから使いづらいのでは……」といった心配は無用だ。

 さらに、本体の背面と裏面にはそれぞれステンレス素材を用い、さらに樹脂製パーツと一体化させた「ハイブリッド構造」を採用して十分な強度を実現した。その剛性感のあるボディを手にすると、重厚感すらも感じられる。

photophotophoto 画面とキー面の間に凹みをつけることで指が引っかかりやすくなり、本体をスムーズに開閉できる(左)。ダイヤルキーのサイズはN704iμよりも大きくなっているほか、各キーにははっきりと凹凸がつけられているので、キータッチも問題ない(中)。ディスプレイはN704iμの2.3インチ(240×345ピクセル)から3インチ(240×427ピクセル)へと大型化(右)

photophoto カメラはN704iμの約130万画素CMOSから約200万画素CMOSにスペックアップ(左)。サイドキーは2つに集約され、本体を閉じたまま、マナーモードへの切り替えやミュージックプレーヤーの起動ができる(右)

7×17個のLEDで表現力が増した「マイシグナル」

 N705iμの背面には、LEDを使った「マイシグナル」という機能がある。これは新しい形のサブディスプレイと言え、閉じた状態でもさまざまな情報を表示することが可能だ。時刻や日付はもちろん、電話帳別に通話やメールの着信通知が行えるほか、端末の開閉時やミュージックプレーヤー起動時には、さまざまなイルミネーションで楽しませてくれる。

 このマイシグナルは、前モデルのN704iμでは7×7(49)個だったLEDが、7×17(119)個へと増え、表示範囲も拡大。表現力が増し、さらに見やすくなった。表示パターンも一新され、「Linear3.0」「Spiral」「Heart」「Thunder」など、全14パターンがプリインストールされる。

photophoto 「マイシグナル設定」から、クローズ表示・通話中表示・時計表示・充電中時計表示・電話・テレビ電話・メール/チャットメール・メッセージR/Fのドットパターンをそれぞれ設定できる

photophotophoto 本体を閉じてサイドキーを押すと、時刻が表示される。横長の7×17ピクセル表示は大きくて見やすく、ケータイを時計代わりに使う人は重宝するだろう。時計の表示方法は10パターンが用意される(左)。新着の未読メールがあると、メールのドット絵が表示される(中)。ミュージックプレーヤー利用中は、音量や曲のリスト番号が表示される(右)

 このマイシグナルのイルミネーションパターンは、後から追加することができる。NECの携帯電話情報サイト「みんなNらんど」では、アート系や動物キャラクター系などN705iμ用のマイシグナルを約200種類以上配信する予定だ。また、PCサイトの「NEC mobile」にある「マイシグナルクリエーター」もバージョンアップしてN705iμに対応するほか、「みんなNらんど」にはケータイ版「マイシグナルクリエーター」も用意。PC・携帯電話のどちらでも、パラパラ漫画の要領で自分だけのイルミネーションパターンを作成できる。

FOMAハイスピードと高性能ミュージックプレーヤーに対応

 機能面では、受信最大3.6Mbpsの「FOMAハイスピード」に対応したことが大きなトピックだ。着うたフルやビデオクリップ、Music&Videoチャネルなどの大容量コンテンツをスムーズにダウンロードできるのはもちろん、iモードやフルブラウザを使ったWebブラウジングにもその威力を発揮する。また、上りの速度も64Kbpsから384Kbpsに高速化しているので、カメラで撮った画像や動画をブログやSNSにアップロードしたり、メール送信する際にも重宝する。

 ミュージックプレーヤーは従来の着うたフルやSD-Audioに加え、Windows Media Audio(WMA)形式のファイルも扱えるようになった。また、「うた・ホーダイ」や「Napster To Go」などの定額サービスにも対応する。着うたフル、SD-Audio、WMAは1つのプレーヤーで管理でき、これら3つのファイルを統合したプレイリストの作成も行える。

 音楽の連続再生時間は、着うたフルとSD-Audioが約18時間20分、WMAが約20時間。専用のデジタルオーディオプレーヤーとほぼ同じバッテリー性能を持ち、通勤・通学時に聴く程度であれば十分なスタミナといえるだろう。

photophotophoto 音楽再生中にメールキーで「MENU」を選ぶと、再生画面下のメニューバーから、イコライザ・SRS_WOW・リピート・シャッフルなどを設定可能。各メニュー上で決定キーを押すと、それぞれの設定を変更できる(左)。イコライザは9種類、SRS_WOWは7種類とユーザー設定を3種類用意(中央、右)
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