より分かりやすく、使いやすく――新UIをまとったAQUOS SHOT「SH-07B」(2/2 ページ)

» 2010年06月04日 10時00分 公開
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電話帳を検索する感覚で、機能も検索

 必要な設定項目がなかなか見つからない、使いたい機能にすぐにたどり着けない――。ケータイが高機能になればなるほど、こうした悩みを抱くユーザーも増えるが、SH-07Bはこうしたユーザーの不満を解消する「クイックランチャ」という非常に便利な機能を用意した。基本的には、これまで搭載されていた待受画面で数字を入力し、決定キーを押すとスケジュールやアラームが設定できたりする「クイックオペレーション」の機能を拡張したもので、「機能検索」と「電話帳検索」が追加されたことで、格段に使い勝手がよくなっている。

 クイックランチャは、ダイヤルキーから使う。例えば、まず[3]キーを押して決定キーを押し、「機能検索」を呼び出して、ここから[4]→[3]と押すと、「Bluetooth接続待機」や「HDMI接続開始」「外部接続」などにスピーディーにアクセスできる。

 この仕組みは、日本語入力システムの「ワンタッチ変換」機能を応用したもの。ワンタッチ変換とは、「あはやあ」とあ行の文字を入力すると、日本語入力システムが自動的に「おはよう」などの文字に変換してくれる機能のこと。

 クイックランチャは、日本語を入力する要領でキーを打つごとに、その数字キーに対応した名前が付いた機能や名前を絞り込み検索できるのだ。つまり[3]キーを打つと、「さ」「し」「す」「せ」「そ」「D」「E」「F」「3」のいずれかの文字を含む項目が抽出され、続けて[4]キーを打つと「さた」「せつ」などを含むメニューが表示され、さらに[3]キーを打つと「せつそ」などを含むメニューに絞り込まれる。こうすると、先の例のように「HDMI接続開始」などが簡単に見つけられるわけだ。

PhotoPhotoPhotoPhoto 待受画面でダイヤルキーを押すと、数字の入力画面に変わる。ここで決定キーを押すと「クイックランチャ」のメニューが表示される。「機能検索」を選べば簡単に機能が呼び出せる。「343」(さたさ)なら「せつそ」が含まれる項目が絞り込まれる

 「設定」(せってい)の項目を探しているときは、「344」(さたた)と入力すれば、「せつて」と解釈され、画面に「設定」が含まれる項目が一覧表示される。また「4823」(たやかさ)と入力すれば、「ちやくし」と解釈して「着信音設定」などが簡単に見つけられたりする。

 この機能は電話帳検索でも利用でき、「452」と入力すれば「たなか」「たにがわ」「たにぐち」といった名字を絞り込んで表示できる。慣れるまでは少々ややこしいかもしれないが、機能がなかなか見つからないときなどにすぐ思い出せるよう、ぜひ頭の片隅に止めておきたい。

PhotoPhotoPhoto クイックランチャは電話帳検索も可能。「452」(たなか)と入力すると、タ行、ナ行、カ行の文字を含む名前が表示される。たなか、たにがわ、たにぐちなどが出てくることが分かる

 ちなみにこの検索機能のほか、操作が分からないときなどにはプリセットされている「使い方ガイド」も役に立つ。使い方ガイドはSH-07Bの簡易マニュアルのようなものだが、待受タッチランチャから簡単に呼び出せ、ガイドの中から直接機能を起動することもできる。紙の取扱説明書よりも便利で実用的なので、こちらも覚えておこう。

PhotoPhoto 困ったときにすぐ機能や操作が調べられる「使い方ガイド」も便利だ

快適なタッチパネル操作

 SH-07Bは、最近のシャープ製回転2軸端末と同様に、3.4インチのディスプレイはタッチパネルになっていて、たいていの機能がタッチで操作できる。この点のユーザーインタフェースは従来のシャープ製端末の良さを引き継いだ格好だ。

 タッチ操作はディスプレイを表にして折りたたんだビューアポジションだけでなく、ケータイを開いただけの状態でも行え、ストレスなく利用できるのもポイント。自分の使い方に合わせてキー操作とタッチ操作を使い分けられる。キー操作が分からないときは画面に触れればいいし、慣れ親しんだキー操作もできるのはありがたい。ブルブラウザ利用時などは、大まかな位置をタップして、十字キーで細かなカーソル移動ができるため、小さな画面でもストレスなく使える。

 静電式タッチパネルの操作性は、世代を重ねるごとに快適さを増しており、ブラウザのスクロールもかなり軽快だ。指でさっと画面をなぞるとするするとスクロールしていく様は操作していて心地いい。モーションセンサーにより、画面の縦位置と横位置は自動判別してくれるので、端末の向きに合わせて画面を切り替えてくれるのもありがたい。またピンチアウト/ピンチインによる画面の拡大・縮小にも対応しており、直感的な操作が可能だ。

PhotoPhoto タッチパネルは常時利用可能。ダイヤルキーや十字キーと併用することもできる。もちろんディスプレイを表にして折りたたんだ状態でも使える。縦位置と横位置はモーションセンサーで検出し、自動的に切り替えてくれる

 そのほか、ビューアポジションの際に、ボタンがなくてもさまざまな操作がタッチパネルでスマートに行える、ロングタッチメニューなどの便利な機能も従来機種から引き継いでいる。例えばデータBOXを開いて写真を表示した場合などに、サムネイルを長押しするとそこから「メール送信」「IrSS」「削除」「移動/コピー」といった項目がポップアップする。

ユニークなコミュニケーション手段「スイングトーク」

 さて、これまでSH-07Bの操作感や使い勝手にまつわる新機能や進化ポイントを見てきたが、SH-07Bには特にユニークな機能が1つある。なんと、端末を閉じて左右に振ると、空中に文字を描けるのだ。「スイングトーク」という機能で、視覚の残像現象を利用し、空中に画像や文字を描く「バーサライト」という技術を応用している。

 SH-07Bのスイングトークでは、最大10文字のひらがな、カタカナ、アルファベット、数字と一部の記号を入力し、表示できる。使い方は簡単で、文字を設定したら端末を閉じ、ヒンジの部分を下にして端末を手に握り、大きく左右に振ればいい。文字が長くなると、端末を振る幅も長くする必要があるため、若干難易度が上がる。表示させる文字は5文字前後が一番相手に伝わりやすいようだ。LEDはかなりの輝度があるため、明るい場所でもそれなりに見える。

PhotoPhoto スイングトークを使えば、ケータイで空中に文字を描ける。明るい場所でもしっかり視認できる
PhotoPhotoPhotoPhoto 文字は最大10文字まで入力可能だが、腕を振る幅を考えると5文字前後までが見えやすい。文字はひらがな、カタカナ、数字、アルファベットと一部の記号が使える

シャープの良さを残しつつ、より使い勝手が向上

 SH-07Bは、他社端末と一部のユーザーインタフェースの融合を進めつつ、シャープ製端末のいい部分も継承したモデルと言える。待受アクセサリのような、待受画面を有効活用する機能はこれまでシャープ端末にはあまりなかったものであり、利便性が向上しているし、快適なタッチパネル操作や、カメラ任せで気軽に動画・静止画の撮影ができるCCD 1210万画素カメラなどはシャープ端末ならではといえる。大きなユーザーインタフェースの変更があったことが気になるシャープファンもいるかもしれないが、SH-07Bが着実に進化を遂げていることは断言できる。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年6月17日