防水・防塵、Wi-Fi、トリプルくっきりトーク――使いやすさにも妥協がないAQUOS SHOT「SH-01C」(1/2 ページ)

AQUOS SHOTならではの高画質で高機能なカメラに加え、ケータイとしての利便性も極めた「SH-01C」。さらに進化したAQUOS SHOT最新モデルのケータイ機能も注目だ。

» 2010年12月01日 10時00分 公開
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 シャープ製のドコモ向け2010年冬モデルの第1弾として登場したAQUOS SHOT「SH-01C」は、1410万画素のCCDカメラで美しい写真やフルハイビジョンの動画が撮影できるハイエンドケータイだ。そのカメラ機能の高さは前回の記事で紹介したとおりで、コンパクトデジタルカメラに迫る使い勝手と簡単操作、そして高画質を実現している。カメラ機能を重視するユーザーには見逃せない1台だ。

 一方、カメラ以外の機能に目を向けてみると、SH-01Cはケータイとしての機能も非常に高いことが分かる。今回はSH-01Cで電話やメール、iモードなどを活用する際に便利な機能を紹介していこう。

PhotoPhoto AQUOS SHOT「SH-01C」は、カメラはもちろんだが、ケータイとしての機能も充実している

「待受アクセサリ」などタッチパネルを生かした機能を装備

Photo 待受画面もタッチパネル操作対応。画面上に配置した待受アクセサリで、各種機能が簡単に呼び出せる

 SH-01Cの回転2軸ボディに搭載された約3.4インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)ディスプレイはタッチパネルになっていることは前回も紹介した。このタッチパネルにより、カメラ機能のスムーズなオペレーションを可能にしているほか、写真を閲覧する際にも、ページをめくるようなエフェクトなどが楽しめる。

 さらに、従来のケータイの機能もタッチパネルで操作できるものが増えており、十字キーやダイヤルキーだけでなく、より直感的なタッチ操作が併用できる。ディスプレイは、開いて折りたたんだビューアポジション時だけでなく、普通に開いただけのオープンポジションでもタッチ操作が可能だ。

 このタッチパネルを生かした機能が「待受アクセサリ」だ。待受画面上に独自のウィジェットのようなものを張り付けておくことが可能で、タッチ操作でちょっとした機能やメニューなどを呼び出せる。待受アクセサリの画面は3画面用意されていて、左右に指をスライドさせると画面が切り替えられる。それぞれの画面に時計やカレンダー、スケジュール、歩数計、メモ、電卓、ブックマーク一覧、フォトフレームなどのツールを配置しておくと便利だ。タッチ操作だけでなく、待受アクセサリを表示した状態で決定キーを押せば十字キーでの操作も可能で、片手で素早く操作したいときにも活躍する。

PhotoPhotoPhoto 待受アクセサリは、3画面ある待受画面にリンクやショートカット、ツールなどを配置できる。十字キーでも、タッチパネルでも操作できるのが便利だ
PhotoPhoto 待受タッチランチャ(左)はメニューから開く主要な機能にすぐにアクセスできる便利なランチャ。さまざまなカメラモードを簡単に呼び出せるカメラランチャ(右)も重宝する

 前回紹介した「カメラランチャ」もこの待受アクセサリの機能の1つ。プリティアレンジカメラやエフェクトカメラ、ショットメモ、ラクラク瞬漢/瞬英ルーペなど、いろいろ用意されているカメラ機能が簡単に呼び出せる。待受タッチランチャも、メニューを開くことなくWi-Fiや赤外線受信、HDMI接続、2in1モード切替などにすぐにアクセスできる。

Photo メール閲覧時に本文エリアで指を広げる操作をすると簡単に文字が拡大できる。逆に指を狭めれば縮小することも可能だ

 タッチパネル自体の操作性も年々向上しており、カメラ周りの機能だけでなく、ほとんどの場面でタッチで操作できる。さらにデータBOXなどで、データを一覧表示した状態でサムネイルを長押しすると、対応する操作が表示される「ロングタッチメニュー」を備えるなど、タッチパネル対応端末ならではの便利なユーザーインタフェースも使いやすく進化している。

 メール本文を表示中に、文字の拡大や縮小をしたい場合、これまではダイヤルキーでサイズの変更をしていたが、SH-01Cではピンチイン/ピンチアウト操作でも行えるようになった。ピンチ操作はスマートフォンなどでタッチパネルに慣れてきたユーザーにとってはもはやポピュラーな操作になっており、大きくしたい、と思ったときに指を広げて拡大できるインタフェースを備えた点は歓迎できる。


デザイン性に優れたボディで防水/防塵性能を実現

 SH-01Cは、フルスペックを実現したハイエンドモデルながら防水性能を備える点も特筆に値する。エレガントなボディデザインで、一見すると防水端末のようには見えないが、前モデルAQUOS SHOT「SH-07B」譲りのIPX5/IPX7等級の防水性能とIP5X等級の防塵性能を持つ。台所などの水回りや雨の中、水しぶきが飛んでくる場所などでも安心して利用できる。

 IPX5とは、内径6.3ミリのノズルを用いて、約3メートルの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上吹きかける条件で、あらゆる方向からのノズルによる直接噴流水を浴びても、ケータイとしての性能を保持できる状態を示す。またIPX7では、常温で水道水、かつ静水の水深1メートルの水槽にケータイ本体を静かに沈め、約30分間水底に放置して取り出しても、ケータイ本体内部に浸水せず、その性能を保持できることを意味する。IP5Xは、防塵性能の指標で、直径25マイクロメートル以下の固形物が飛び交う検査装置に約8時間入れておいた後でもケータイが正常動作することを表す。

PhotoPhotoPhoto ボディはIPX5/IPX7等級の防水性能とIP5Xの防塵性能を備える。そのためバッテリーカバーと外部出力端子、HDMI端子のカバーにはゴムパッキンが用意されている

IEEE802.11b/g/nの無線LAN、アクセスポイントモードにも対応

 これまでドコモ向けのケータイ(スマートフォンをのぞく)では無線LAN(Wi-Fi)対応モデルを出していなかったシャープだが、SH-01CでついにWi-Fiを標準装備。IEEE802.11b/g/n方式に対応しており、高速なデータ通信が可能だ。自宅のブロードバンド回線に接続した無線LANアクセスポイントや公衆無線LANサービスを利用すれば、Webサイトの閲覧や画像の送受信、動画のストリーミング再生などが、3G経由で利用する際と比べて格段に快適になる。

 Wi-Fiアクセスポイントとの接続には、AOSSやWPS(PINコード入力方式/プッシュボタン方式)が利用でき、Wi-Fiに関する深い知識がなくても、画面の指示に従って操作するだけで簡単に設定が完了する。また、細かなSSIDを入力せずとも周囲のWi-Fiを検索して設定ができる「検索登録」や、すべての項目を手動で入力する「手動登録」も用意し、多様な環境に対応。MzoneのIDやパスワードをあらかじめセットしておく機能も備えるため、MzoneエリアでWi-Fiが利用できる「ドコモ公衆無線LANサービス」に加入していれば、空港や地下鉄の駅、カフェなどのMzoneエリアで公衆無線LANサービスに自動ログインして高速通信を利用することも可能だ。

 mopera Uで利用できる、ドコモ公衆無線LANサービスのオプション、U「公衆無線LANコース」は、2010年12月31日までに新規に契約すると、月額使用料315円が1年間無料になるキャンペーンを実施中だ。mopera Uは、iモードとは別に契約する必要があるが、ISPセット割が適用されるため、iモード契約があれば追加料金は不要。外出先でも高速通信を楽しみたければ、まずは体験してみることをお勧めする。

PhotoPhotoPhoto クライアントモードに設定すると、家庭のWi-Fiアクセスポイントや公衆無線LANサービスなどに接続してフルブラウザなどを高速に利用できる。接続設定はAOSSやWPSを使えば簡単だ。Mzoneのログイン情報も保存しておける

 ケータイをWi-Fiアクセスポイントにして、PCやゲーム機などをWi-Fi経由でインターネットに接続できるアクセスポイントモードにも対応。別途mopera Uなどの対応プロバイダと契約する必要があるが、前述のとおり追加料金はかからないので、契約時に申し込んでおくといい。

 アクセスポイントモードは、ケータイを昨今話題のモバイルWi-Fiルーター代わりに使えるサービス。手持ちのケータイでさまざまな機器がインターネット接続できるのが魅力だ。通信速度が128Kbpsまでの「128K通信」なら、パケ・ホーダイ ダブルの契約があれば月額の上限はフルブラウザ利用時やスマートフォンと同じ5985円。FOMAハイスピードを利用すると上限は1万395円になるが、それでも別途モバイルWi-Fiルーターを契約するよりは安い。

PhotoPhotoPhoto ケータイをモバイルWi-Fiルーターにするアクセスポイントモードもサポート。mopera Uなど、外部機器を接続した通信を利用するためのインターネットサービスプロバイダとの契約が必要となるが、PCやゲーム機などをインターネットに接続できて便利だ。ESSIDなどは自分の好きな名前に変更可能。通信速度は初期設定では128Kモードになっているので、設定を変えなければパケ・ホーダイ ダブルの上限5985円で利用できる。より高速な通信がしたければ、設定を変えることで利用できる
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年12月12日