MOTOROLA PHOTONには、コンテンツを受け手として楽しむだけでなく、自ら情報発信するための機能も充実している。例えば約800万画素CMOSカメラは、ポートレートや景色、スポーツ、夕日など、多彩な撮影モードに対応。さらにカメラを横にスライドさせて撮る、パノラマ写真撮影などのユニークな機能も搭載した。静止画からムービー撮影へワンタップで切り替えることができ、720pの高画質ムービーを撮影することも可能だ。撮った写真やムービーはfacebookやYouTubeへ送信し、そのまま公開、仲間とも共有できる。
なお、ディスプレイの表示をHDMIでテレビなどに出力する際は、HD画質が720pから1080pへ拡大して表示される。この小さなボディでありながら、大画面テレビでよりきれいな映像を楽しめるのがうれしい。
写真やビデオ、アプリを保存する内蔵ストレージは、約16Gバイトと大容量のものを用意。さらに、32GバイトまでのmicroSDHCカードにも利用できる。端末内のデータは、モトローラ・モビリティが配信するPC向け同期ソフト「MOTOROLA MEDIA LINK」を利用して、USB経由でPCにバックアップできる。
MOTOROLA MEDIA LINKでは、端末からのバックアップだけでなく、PC内の音楽やポッドキャストをMOTOROLA PHOTONに転送することが可能だ。普段はPCで視聴している音楽や映像をMOTOROLA PHOTONで持ち出して、外出先で楽しむのも一興だ。
MOTOROLA PHOTONには、モトローラ独自のコミュニケーション・ソリューション「MOTOBLUR」が組み込まれている。MOTOBLURは、facebookやTwitterなどのSNSによるコミュニケーションをウィジェット上に統合し、ホーム画面からまとめて確認できるようにしたものだ。
ウィジェットにはいくつかの種類があるが、デフォルトの状態では、「ソーシャルのステータス」「ソーシャルネットワーキング」「ギャラリー」の3つのウィジェットが表示されている。ソーシャルのステータスからは、自分のステータス(近況)を簡単に投稿でき、ソーシャルネットワーキングは登録した複数のSNSの新着情報を、まとめてチェックできる。また、ギャラリーではSNSに投稿された最新の共有画像をウィジェット上にアップデート。同時に、撮影した写真やオンラインアルバム上にある写真や、友達ごとの写真をまとめて閲覧することができる。
各SNSのアカウントをMOTOBLURに一度登録するだけで、これらの機能がシームレスに利用できるのが最大のポイントだ。さらに登録した電子メールアカウント、SNSアカウントなどから連絡先の情報も一元化される。連絡先から電話やメールはもちろん、facebookのウォールへの書き込みやTwitterのダイレクトメッセージの送信といった操作が行える。また、これらすべてのメッセージ履歴をメールのようにまとめて閲覧できるアプリも用意した。
MOTOROLA PHOTONは、WiMAXの高速通信とデュアルコアプロセッサによって、自宅のPCと同じようにリッチなコンテンツを、いつでも、どこでも楽しめるエンターテインメント性に優れたスマートフォンだ。と同時に、SNSなど複雑化するネットのコミュニケーション手段をシンプルに一元化し、よりスマートなコミュニケーションが行える端末でもある。
HDMIを搭載するなど拡張性にも優れるが、さらに周辺機器を加えることで、その活用範囲をぐっと広げられる。次回は、MOTOROLA PHOTONならでは独自機能である「Webtop」に加え、周辺機器の活用についても紹介したい。
地図の下にある検索窓に住所や駅名、地名などを入力して検索すると、半径500メートルの範囲から「auショップ」の文字列にマッチする場所を表示します。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年11月13日