NOTTVと「AQUOS PHONE SH-06D」がもたらす、まったく新しい映像体験mmbi×NTTドコモ×シャープ(2/4 ページ)

» 2012年03月22日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

NOTTVに合わせた、AQUOS PHONEならではの美しい映像表現

―― ドコモが、初めてのNOTTV対応端末を開発するに当たり、パートナーとしてシャープに白羽の矢を立てたのはどういった背景があるのでしょうか。

Photo

NTTドコモ 藤間良樹氏(以下藤間氏) ドコモとシャープは、これまでずっと端末開発で協力をしてきました。そんなこれまでの取り組みの中でも、特にケータイやスマートフォンで映像系のサービスをやるときには、シャープは他社よりも一歩先を行く、こだわりのある製品作りをして来た印象があります。ワンセグ対応端末の時もそうですし、HDDレコーダーとの連携機能を搭載したときなどもそうです。

 今回、NOTTVのような新しいサービスを取り入れるにあたり、やはり一歩先を行くサービス、そして一歩先を行く端末を作らなくてはいけないと考えました。そうなると、シャープには当然これまでの実績もあり、さらにすばらしい製品のご提案をいただいたので、お互いの目的が合致し、違和感なく開発に踏み出したということです。

―― シャープの「AQUOS PHONE」というブランドには、液晶の美しさや映像のきれいさといった、放送サービスと相性がよく、独自の強みを持つイメージがありますね。

藤間氏 そのとおりです。そこはもちろん考えていました。当然その魅力はSH-06Dのウリにもなっていますし、我々としてもそういう部分に期待していました。それに加えて、これまでの映像に対するこだわりの姿勢についても高く評価してきたため、今回の1号機をお願いすることになりました。

―― ドコモとしては、SH-06Dにどういった役割を期待していらっしゃいますか?

藤間氏 SH-06Dのベースとなっている「AQUOS PHONE SH-01D」は、発売時からとても評判がよく、多くのお客様にお求めいただきました。このように、すでにSH-01Dがお客様から高く評価されているので、それにNOTTV視聴機能が付いたSH-06Dも人気になってくれるのではと期待しています。ドコモとしては、購入していただくだけでなく、多くの方にNOTTVにご契約いただくという課題もありますので、ぜひ多くのお客様に端末を手に取っていただきたいと思っています。

NOTTV対応でシャープが心がけた“新しさ”

―― シャープにとってSH-06Dの開発は、SH-01Dというベース機種があったとはいえ、いろいろと未知なこともあって大きな挑戦だったのではないでしょうか。デザインも大きく変わっていますね。

シャープ 多伊良教文氏(以下多伊良氏) SH-06Dは、新しく始まる放送サービスに対応する初めての機種ということで、NOTTVのさまざまな番組を16:9のワイド画面で楽しんでいただけるようなデザインを心がけました。また、付属の卓上ホルダに端末を置いたときに、一体に見えるようなデザインにもしています。部屋に置いても違和感なく楽しんでいただけるように、本体と卓上ホルダを一体化したデザインとしています。

―― Magenta RedはNOTTVのブランドカラーとも似ていて、サービスを象徴するようなカラーリングです。

藤間氏 実はMagenta Redのボディカラーは、NOTTVのロゴが発表される前から調整していました。Magenta Redは3色の中で最後に決まった色だったのですが、結果的にうまくハマりましたね。

Photo

多伊良氏 もともとシャープからいろいろなボディカラーをご提案していたんですが、結果としてはMagenta Redが一番ぴったりな感じになりました。このカラーリングを採用したのは、商品コンセプトやターゲットユーザーなどを検討した結果で、ベストのカラーと思っています。

シャープ 木戸貴之氏(以下木戸氏) 実はAV系の機能を強化したモデルでは、赤と黒のカラーリングを採用することが多いのです。シャープの過去のケータイでも「SH-07A」のような赤と黒を組み合わせたデザインがありました。テレビなどでもそうなんですが、赤を挿したデザインは目を引きます。今回はNOTTV対応端末としては初めて世の中に出るので、インパクトのある形にしたかったこともあり、このデザインにしました。また、ベースモデルのSH-01Dとの差別化を図り、SH-06Dのデビュー感を出すためのデザインを、こだわって作り上げました。


“特別”な卓上ホルダを同梱

―― 一般的なケータイやスマートフォンと比べて、かなり大きなサイズの卓上ホルダが付くのもポイントですね。

Photo 専用の卓上ホルダが付属する

多伊良氏 NOTTVは、卓上ホルダに置いて楽しんでいただくことも想定して、側面のラインが一体になるようなデザインにしています。またNOTTVをより楽しめるように、大型のアンテナも搭載しました。これによって受信感度が向上します。従来の、充電のための台という位置付けとは違い、今回はNOTTVを見るためのベストなスタイルの1つと考え、一体でのデザインを最初から検討していました。

原田氏 端末と卓上ホルダでカラーリングが合っていてすてきですね。

木戸氏 ありがとうございます。一般的な卓上ホルダは、黒もしくはグレーで、端末各色共通で用意することが多いですが、やはりSH-06Dは卓上ホルダに置いて楽しんでいただくことも多いと考え、ボディカラーに合わせたカラーリングとデザインを採用しました。

NTTドコモ 山崎仁史氏(以下山崎氏) リビングなどに置いておいても、周りのインテリアと違和感がないデザイン性を持たせています。

多伊良氏 卓上ホルダのデザインは、端末をまずデザインして、それから考えるのが一般的ですが、SH-06Dは最初からセットでデザインを進めました。

―― SH-06Dは、家の中で目立つ場所に置かれることを最初からイメージしているわけですね。

多伊良氏 そうです。

木戸氏 これまで発売されたスマートフォンは、卓上ホルダが付属しないモデルがほとんどでした。でもお客様から「卓上ホルダがほしい」というご要望をいただくことも多かったため、卓上ホルダを付属にしたという背景もあります。

―― SH-06DはIPX5/IPX7とIP5Xの防水・防塵端末ですから、充電台があればMicro USB端子のカバーを開け閉めする必要がないのもいいと思います。

原田氏 私も卓上ホルダはあって良かったと思います。従来、卓上ホルダにケータイやスマートフォンを置く機会は、寝る前の1日1回くらいでした。でも、SH-06Dと卓上ホルダの組み合わせなら、新しい視聴スタイルになると思います。例えばNOTTVを付けてリビングに置いておくとか、目の前に置いて視聴するわけではないものの、家事の最中に付けっぱなしにするといった使い方もできると思います。付けっぱなしにしておいて、気になる話題があったときにはっと気付いて視聴していただくようなスタイルも、卓上ホルダがあるから提案できると思います。

 単純にスマートフォンを置くだけの卓上ホルダだと、机の上などに平らに置くものも多く、遠くから映像を見たりするのは現実的ではありません。ですが、SH-06Dの卓上ホルダはいい角度で立てかけられます。NOTTVはテレビよりもリアルタイムな情報が多いので、ちょっと遠くに置いておいて、何か起きたらすぐに見ていただくような使い方もできると思います。きっとSH-06Dは、生活スタイルを変えるきっかけになる端末だと思います。

多伊良氏 ちなみに卓上ホルダにSH-06Dをセットすると、「チャージングメニュー」という横向きのメニューが表示されます。ここも工夫したポイントの1つです。NOTTVを楽しんでいただくための仕掛けをいろいろ用意しました。

山崎氏 卓上ホルダを生かすための仕掛けとして用意していただいたチャージングメニューですが、横画面用のユーザーインタフェースとしても使いやすいメニューになっています。もともとAndroidの画面は縦画面が基本になっているので、横画面になると違和感が出やすいんです。そこで、横画面でも使いやすいように、横向きの専用メニューを追加しました。何でもかんでも横向きに並べればいいというものでもないので、横画面で使いやすいものをメニュー内に配置しています。

―― NOTTVを視聴するスタイルが横向きだから、横画面での使いやすさにもこだわっているんですね。

木戸氏 縦画面と横画面のユーザーインタフェースは、毎回頭を悩ませるポイントです。今回のSH-06Dでは、改めて使いやすいメニューができたと思います。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年4月25日