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» 2012年07月06日 10時00分 公開

Androidのよさを生かし、使いやすく、分かりやすくする「Feel Logic」(2/3 ページ)

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 特に重視したのが、先にも述べた「アプリやコンテンツへの導線をいかに短くするか」ということ。Androidスマートフォンの最大の特徴はアプリ、そしてAndroid上で利用できる多彩なコンテンツ。これをいかに簡単に、分かりやすくユーザーに見せることができるかが、Androidスマートフォンを楽しく使いこなすための鍵だと景井氏は言う。

Photo Feel UXは、シンプルで初心者の人にも分かりやすいよう、「アプリやコンテンツへの導線をいかに短くするか」を追求した

 「Androidスマートフォンには、ホーム画面のショートカット、ウィジェット、アプリ一覧、通知エリアなど、1つのアプリにアクセスする方法がたくさんあります。Androidの仕組みが分かっていれば、これを便利だと感じていただけると思いますが、たくさんありすぎて分かりにくいという側面もあります。そこでFeel UXでは、これを『アプリ』『ウィジェット』『ショートカット』の3つにまとめました。使いたいときに使いたいものにすぐにアクセスできるようにして、分かりやすくしたわけです。結果的に、Androidの持ち味の1つである“自由”はある程度制限されて、カスタマイズできない部分などもできてしまいましたが、シンプルで初心者の人にも分かりやすいものになったと思います」(景井氏)

 Webブラウザの操作中に、簡単にブックマークを呼び出したり、新規タブを開いたり、タブ一覧画面を確認したりできるメニューが呼び出せる「クイックツールボックス」も、Feel UXと同じ考え方から搭載した。わざわざメニューを開いて、そこから操作をするのではなく、Webサイトの閲覧中に、ちょっとした操作ができる小さなウィンドウを表示する。これにより、操作のステップを減らして導線を分かりやすくしている。

 Androidがもともと持っている、「作法がないことが作法」とでもいうような世界観。これは、Androidスマートフォンを初めて手に取って使い始める人にはハードルが高い。今後もフィーチャーフォンからの乗り換えユーザーが増えることを想定したシャープは、単純化して分かりやすさを追求する道を選んだ。

グローバルな商品展開の礎にもなる「Feel UX」

 今回シャープが、誰にでも分かりやすい、快適に使えるAndroidスマートフォンを実現するために取り組んだ新しいUI、Feel UXは、先にも述べたとおり米国のデザインハウス、Frog Designと共同で開発したものだ。これまでにも、さまざまなUIを独自に企画・開発してきたシャープが、今回あえて外部の力も借りてゼロから新しいUIを生み出したのには理由がある。

 シャープは今後、日本国内だけでなく、グローバルに商品を展開することも視野に入れて製品を開発している。その際、ユーザーが最初に触れる部分である、ロック画面やホーム画面は、世界に通用するものにしつつ、シャープならではのものにする必要があった。日本以外の国でも、Androidスマートフォンのよさが感じられるものを提供する必要があると考えていた。そのため、さまざまなデザインオフィスを当たり、シャープのAndroidスマートフォン開発に対する考え方に賛同してくれる人達を探した。

 Frog Designをパートナーに選んだのは、同社が現在最先端のスマートフォンが投入される、北米市場で活躍しているデザインハウスだったということも理由の1つ。新UIの開発を進めるに当たって景井氏は、Androidスマートフォンに感じている問題点をFrog Designと共有し、Frog Design側からさまざまな提案をもらいながらディスカッションし、Feel UXを作り上げていった。

 「外部のデザイナーさんとの仕事はとても刺激的でした。今あるものを壊すというチャレンジでは、反省もありましたがいろいろと学ぶことができました。単純に既存のものを改善するのではなくて、1回壊して新しいものを作ることができたのがよかったと思います。Frog Designとのやり取りの中では、けっこうすぐに“No”と言われることも多く、考え方の違いに戸惑ったり、普通に自社で開発するよりも時間や手間はかかった部分はありましたが、議論を繰り返してFeel UXを生み出せたことは本当によかったと思います」(景井氏)

Photo Feel UXのロック画面は、シャープの新しい顔でもある

 分かりやすさ、使いやすさを追求するためのFeel UXの開発は、シャープとしてのアイデンティティ、AQUOS PHONEの「顔」を作るという目的もあった。Androidスマートフォンは、Android 4.0になって、正面から見るとボタンすらない形状が主流になりつつある。だからこそ、電源を入れたときに最初に現れるロック画面には、シャープとしての顔を作っていきたいという考えもあった。これまでは、他社と同じ路線で標準のAndroidとあまり変わらない雰囲気にしていたが、Feel UXの導入に合わせて、誰にでも違いが認識できるデザインを取り入れ、「あ、これはシャープのスマートフォンだな」と認識してもらえることを目指した。

 この結果、Feel UXは初心者に使いやすいのはもちろん、Androidの操作に慣れ親しんだ人にも、使い込むほどに快適さが味わえるUIになっている。


細やかな心遣いで、見えない部分から快適をもたらす「Feel Meister」

 Feel Operationほど目立ちはしないが、Feel Meisterは、普段よく使う機能を、ユーザーが気付かないところで快適にするさまざまな仕掛けや機能だ。Meisterはドイツ語で職人や達人を意味する言葉で、その名の通り匠の技でユーザーの普段の利用を裏方としてサポートする。

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 「快適に使えることを前面に押し出して見せるのではなく、こっそりと対応しているのがポイントです。裏で地道なことをいろいろとやっているのですが、表面的にはあまり目立たないものです。お客様が実際にさまざまな機能を利用する中で、さりげなく快適さを実現し、ストレスなく使える状態を作り出すのがFeel Meisterの技術です」(景井氏)

 例えば自動的にバックグラウンドで動作するアプリケーションを制御し、消費電力を抑える「エコ技」や、タッチパネルの追従性を高め、指に吸い付くような操作感を実現する「ダイレクトトラッキング」、文字入力時に、キーボードを簡単に切り替えられたり、手書き入力ができたり、文字入力をしなくても変換候補を表示してくれたりする「文辞技」などが該当する。

 これらは、いずれも基本の操作を行う過程で感じる快適さを実現する技術として用意されている。エコ技によって生み出されるバッテリーの持ちのよさは、スマートフォンを使うに当たってもっとも大切な基本性能であり、タッチパネルの操作が快適であることは、そのまま使用感のよさにつながる。文字入力も、ユーザーの知識の有無やリテラシーに関係なく使う機能で、これがストレスなく利用できることはとても重要だ。ユーザーが「このAndroidスマートフォンは快適だ」と感じられるためのさまざまな心遣いというわけだ。

 「エコ技は、お客様に省エネに貢献できる機能に気付いていただくために、『技あり』モードへの切り替えをお勧めする『省エネおすすめ』などの仕掛けも用意しました。ダイレクトトラッキングは、ひたすらドラッグのタイミングを調べたり、何度も何度もフリックして検出落ちがないか調べたり、地道な作業を積み重ねています。文字入力は、あまりにも細かい技術の積み重ねなので、具体的にこれ、という1つのものがあるわけではないのですが、日本のメーカーとして、日本語入力の部分は引き続き強化していかなくてはいけないと感じています。フィーチャーフォンで蓄積したノウハウは、今後もAndroidスマートフォンの使い勝手向上のためどんどん投入していきます」(景井氏)

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年7月19日