Androidのよさを生かし、使いやすく、分かりやすくする「Feel Logic」(3/3 ページ)

» 2012年07月06日 10時00分 公開
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ユーザーが自然に新しい機能を使い始められる「Feel Creation」

 Feel Creationとは、シャープのAndroidスマートフォンに用意された新しい機能を、ユーザーが抵抗なくすんなり使い始められるように用意されている環境を指す。利便性の向上や、新しい体験をもたらすために用意された機能を、小難しくなく自然と使えるように、あらかじめ初期状態で設定されていたり、アプリケーションの中に用意されていたりするものだという。

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 Feel Creationの例として景井氏は映像処理エンジン「SVエンジン3」や、カメラの画像処理回路ProPixで実現した「HDR」機能などを挙げた。

 「SVエンジン3では、液晶テレビAQUOSのDNAを受け継ぎつつ、スマートフォンとしての味付けをした鮮やかな映像表現を実現しています。初期設定はあえて『ダイナミック』モードにしているので、画質のよさは購入時から体験いただけます。また、sRGBの色空間に合わせてチューニングした『ナチュラルカラー』モードも用意しました。これは、アパレルの通信販売などで活用していただきたいと考え、Webブラウザから設定が変えられるようにしたりと、工夫しました。HDRも同様に、シャッターを切るだけできれいな写真が撮れる機能として搭載しています。動画撮影がフルHDでできたり、音声がステレオで録音できたりするのもFeel Creationの一環です」(景井氏)

 今後Androidスマートフォンを購入するユーザーは、IT機器やデジタルガジェットに関するリテラシーが高い人ばかりではなくなっていく。それを見越して、Androidスマートフォンに慣れ親しんでいない人でも革新的な機能が使えるように配慮し、便利で分かりやすい環境を整えた。

ユーザーの使いやすさを最優先する、シャープの端末開発の根本思想に

 シャープは今後の端末開発でも、このFeel Logicを中心に据えていくという。こうして改めて同社の挑戦を振り返ってみると、UIや操作性が根本から変わっているため、多くの議論が交わされたことは想像に難くないが、「1回大きく舵を切ることで、シャープのアイデンティティを改めてお客様に示したいという思いもあり、新しい思想の導入に踏み切れました。そういう意味では、あまり揉めることはなく、皆が同じベクトルを持って進めることができました」と景井氏は振り返る。

 「Feel Logicのようなコンセプトは、2012年夏までには導入しなくてはいけないと思っていました。なぜなら、2012年の秋冬モデルが出てくるタイミングでは、最初にAndroidスマートフォンを購入してから2年以上経過した方が一気に増えているからです。これまでは、ケータイからAndroidスマートフォンに乗り換える人が中心でしたが、この秋から、その流れが少し変わってきます。ですから、初めてAndroidスマートフォンを買うお客様がまだ多い今の時期までに、Feel Logicのコンセプトと、新しいUIであるFeel UXを導入したかったのです」(景井氏)

 初心者だけでなく、Androidスマートフォンを使い慣れた人にも使いやすいよう熟慮して作り上げられたFeel Logic。「今後も、できる限りさまざまなお客さまに満足いただけるよう、多くのユーザーの意見を取り入れつつ、軸はブレないようにブラッシュアップしていきたい」と景井氏。シャープの挑戦は、これからも続いていく。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年7月19日