使いやすい新UI&抜群の省エネ性 スマホの未来を先取りした「AQUOS PHONE Xx SoftBank 106SH」徹底レビュー(3/3 ページ)

» 2012年07月06日 09時30分 公開
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省エネ液晶とエコ技で快適に、そして長く使える

photo 4.7インチ HD(720×1280ピクセル)の美しい液晶ディスプレイを際立たせるグラデーションエッジガラス

 106SHは、4.7インチ HD(720×1280ピクセル)表示という、大画面・高解像度の液晶ディスプレイを採用した。サイズがより大きくなったことに加え、解像度もアップしてさらにきめ細やかな表示が可能となっている。さらに描画エンジンの「SVエンジン3」は、PCの世界では国際的な標準規格であるsRGB基準に合わせたチューニングも施されており、「ナチュラルカラーモード」に設定すれば実物の色に近いより自然な表示が可能になる。

 ディスプレイが大画面になるということはそれだけ消費電力が増えることにつながるが、シャープでは独自の「S-CG Silicon液晶システム」によって省電力性を高めた。

 まず液晶パネルの透過率を改善することで、バックライトの明るさを変えずに輝度を従来機種の2倍(※)にすることができたという。試しにエコ技を起動して画面の明るさを抑えた状態にしてみたが、さほど暗さを感じることがなかった。それだけ、明るい画面ということなのだろう。

※シャープ製4.5インチ従来型CG Silicon液晶との比較において

 さらに省エネに役立っているのが、CPUから送られた映像信号を、液晶パネル内のメモリで一時的に保存する機能。これまでの液晶パネルでは、どんな表示内容でもCPUから直に映像信号が送られていた。しかし画面に動きがないメニューや写真といった静止画表示時でもCPUが動き続けるため、そのままでは省エネ面で限界があったという。S-CG Silicon液晶システムでは、液晶とCPUの処理をセットでコントロールすることで、まったく新しい省エネを実現させた。

 これに加えて、従来の機種でも好評だった「エコ技」も進化している。106SHでは、カメラにブラウザ、メールと画面を1時間点灯しっぱなしにしてようやく、ピクトエリアのバッテリーアイコンが減り始める――という感じだ。日常の利用であれば丸1日、それも仕事中の8時間だけでなく、残業や出勤・帰宅の時間を含めても、充電なしで十分もつレベルにあると言えるだろう。

photophotophoto 3ラインホームのウィジェットには、エコ技のウィジェットを貼ることができる。ワンタッチで「標準」「技あり」「お助け」の各モードに切り替えられる(写真=左)。エコ技の設定画面へ進むと、これまでのバッテリーの消耗経過がわかり、各モードの設定を編集可能だ(写真=中央)。モードを変更することで、ecoレベルも変化。省エネ待受を使うと、画面消灯時にアプリの動作を制限することができる(写真=右)

メディア系ツールも使いやすい

photo より多くの光を受けられる裏面照射型CMOSセンサー

 スマートフォンでもカメラの機能や画質が重視されるのは当然のことだ。106HSのカメラは、裏面照射型CMOSセンサーを採用しノイズを低減する独自の画像処理エンジン「ProPix」を搭載しているので、大切な一枚を撮るときの画質の良さは抜群だ。

 スマホのカメラで最近とくに注目されているのが、「高速起動」をはじめとしたどれだけサクサク撮影できるかという点だろう。スマートフォンは常に持ち歩くカメラという役目もあるのだから、シャッターチャンスに出会ったときは素早く起動し、シャッターを切りたい。

 そこで106HSのカメラには、業界最高クラスの約0.4秒という「ON速起動」を搭載した。前述したようにロック画面であるウェルカムシートから起動することもできるので、カメラをすばやく起動できる。しかも「連撮モード」を有効にしておけば、極めて短いタイムラグで次々とシャッターを切ることができる。このモードは画像サイズが3Mバイト以下になり、フォーカスも中央の1点のみになる。だが、オートフォーカスを合わせている間にシャッターチャンスを逃す――ということが無いため、普段はサクサク撮りたい人には「連撮モード」がオススメだ。

photophoto カメラを起動し「設定」で「連撮モード」を選択する。連撮モードが有効の間は、AFはセンターフォーカスになり、チェイスフォーカスなどは使えない。撮影できる画像サイズは3Mバイト以下に変更となる

 もう1つカメラには、サクサク使える機能がある。それが「プレビュー」だ。撮影中の画面右下に、直前に撮った写真が小さく表示されている。これをタップすると画像が大きく表示され確認ができる。このときそのまま「編集」と「共有」を選択できるのだ。「編集」を選べば画像編集アプリが起動し、「共有」を選べばメールへの添付や、あらかじめ設定していたSNSへの投稿が可能だ。写真を撮影したあといちいちギャラリーを開いて画像を探して、という操作は必要ない。

photophotophoto 撮影した画像をプレビューでチェック。画面右上に「編集」と「共有」がある(写真=左)。「共有」ならその場から写真を添付したメールや、記事の投稿が可能となる(写真=中央)。「編集」であれば、画像編集が可能なアプリが選択肢に表示され、どちらかを選べばアプリが起動する(写真=右)

 このほかにもほかの機器との連携に力を入れている。ワイヤレス出力が可能になったことで、106SHの画面をWi-Fi経由でテレビやPCなどの大画面に表示することができるようになった。ブラウザ、書類などのドキュメントを表示するのに便利で、会議で重宝しそうだ。

 従来から分かりやすさで定評のある「スマートファミリンク」にも対応している。専用のアプリがプリインストールされているので、開くとガイドが表示され、手順をわかりやすく説明してくれる。家電連携は難しいという人でも、このアプリの説明に沿って設定を行えばいい。また対応機器もこのアプリで確認できる。

 もうひとつ「MHL対応」した点にも注目してみたい。MHLはMicro USB端子に別売のMHLケーブルを接続することで、液晶テレビ「AQUOS」などのHDMI端子とつなげられる機能だ。画質劣化の無い高速転送が可能でとくに動画のデータをテレビで表示するときに向いている。

photophoto スマートファミリンクは、デザインは若干変わったものの、基本的に従来機種に搭載されていたアプリと同じ。使いたい機能を選べば、手順を解説してくれる(写真=左)。Wi-Fiへの接続、対応機器の準備などがうまくいくと手順にチェックマークが表示される。どこがうまくいっていないのかも、これで一目で分かる(写真=右)

 さまざまなアプリを使えるスマートフォンでは、インストールするため内蔵メモリは大きく、また外部メモリも大容量規格に対応しているほうが安心だ。特に106SHは、サクサクと快適に動く高画素カメラを搭載しており、写真や動画を撮影する機会が増えることは間違いない。動画に至ってはフルHDムービーを録画することもできるし、またその省エネ性を生かして音楽プレーヤーやマルチメディアプレーヤーとして活用したい人も多いはずだ。

photo YouTubeのHD動画も、美しく大きな画面で楽しめる

 その点106SHは、32Gバイトの内蔵メモリを備え、さらに内部SDカード(internalSD)領域もあるため、PCから楽曲データを転送することもできる。

 それだけでも十分使い勝手があるが、さらに外部メモリとして最大64GバイトのMicro SDXCメモリカードに対応した。大画面・高精細なディスプレイを生かすコンテンツをたっぷり持ち歩くなら、内蔵メモリだけでなく外部メモリの重要性がさらに増すだろう。106SHを長く使い続けていくことを考えると、Micro SDXCに対応していることのありがたみがよく分かる。

photo Gガイドで番組表をチェック。番組の詳細を表示したら「ワンセグ」をタップすると、録画予約や視聴予約の設定が可能だ

 もちろん「ワンセグ」や「おサイフケータイ」「赤外線通信」に「防水防塵」という定番の外せない機能もちゃんと搭載している。ワンセグはアンテナが内蔵されているタイプで外観はスマート。番組表からの予約録画に当然対応している。おサイフケータイではモバイルSuicaをはじめとした機能でショッピング、公共交通機関の利用に便利なアプリがそろっている。

 通信面ではソフトバンクモバイルが提供する下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応し、さらにこの夏からサービスが始まる900MHz帯を使ったプラチナバンドもサポートしている。端末の処理速度だけでなく、通信面でもサクサクと動くことは間違いないだろう。

 このように先進的な試みでUIの大改革を成し遂げ、さらには新技術で省エネ性を強化した106SH。一方で、日本メーカーらしい細部にまで気を配る姿勢も忘れることなく、さらには定番機能まで網羅した。まさに、スマートフォンの実現すべき未来を先取りした存在だ。長く使っても満足できる一台になることは間違いない。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年8月5日