実際に使って分かった――“ケータイユーザー”が語る「AQUOS PHONE SL IS15SH」の魅力(1/2 ページ)

テンキーを備えたauのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SL IS15SH」は、ケータイからスマホへ乗り替える人にオススメのモデル――とは言ったものの、具体的に何が魅力なのか。ケータイユーザーの新入社員にIS15SHを使ってもらい、感想を聞いた。

» 2012年07月17日 09時30分 公開
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photo テンキーを備えた「AQUOS PHONE SL IS15SH」

 携帯市場ではケータイ(フィーチャーフォン)からスマートフォンへの移行が進んでいるが、まだ従来のケータイを使い続けている人も多い。スマートフォンに変更した際に、多くのユーザーが障壁だと感じるのが「タッチパネルの操作性」だろう。従来の物理型テンキーの方が慣れていて押しやすいし、打ち間違えも少ない。タッチパネルは直感的に操作できる反面、意図しない場所を押したり上手く文字を打てなかったりと、慣れるまでに時間がかかる。アイティメディアの新入社員小林(20代女性)も、そんな理由でスマートフォンへの乗り換えをためらっているユーザーの1人。現在使っているケータイはすでに購入後1年以上がたち、周りにスマホユーザーが増えていることもあって「次こそはスマホ」と決めているものの、なかなか自分に合う機種が見つからない模様。そんな小林のような人に勧めたいのが、この夏にKDDIから発売された、シャープ製の「AQUOS PHONE SL IS15SH」だ。

 IS15SHは物理型のテンキーを備えたAndroid™搭載スマートフォン。ケータイと同様のキーを配し、慣れ親しんだテンキーの操作性がスマートフォン上で再現されている。これはまさに小林のような人にうってつけのスマホだ……というわけで、AにIS15SHを1週間ほど試用してもらい、ケータイユーザーからの視点でIS15SHの感想を聞いてみた。

photo ケータイ使いの新人に「AQUOS PHONE SL IS15SH」を試してもらった

父親がスマホに替えて後悔した理由は?

photo 裏側が丸みを帯びているので手にフィットする

 まず手にしたときの第一印象は「もう少し軽いと良いかなと思いましたが、フィット感がありますね。四隅の丸いところが手に当たるので持ちやすいです」と好感触のよう。スマートフォンのボディは大柄になりがちだが、IS15SHは幅約58ミリに抑えられている。小林は「この幅が絶妙」だという。「今使っているケータイは細すぎて、ある程度幅がある方がいいですね。IS15SHの58ミリは私にはちょどいいんです」。またスライドを閉じてタッチパネルのみを使う際にも、「3.7インチの液晶が大きすぎないので、片手で持ったときに画面の端から端まで指が届きやすい」ことも好印象だったようだ。

 「これまでケータイを使っていた人がいきなりタッチパネルに触れると誤操作することが多い……という友達の話をよく聞きます」と小林が話すように、タッチパネルの操作は慣れるのに時間がかかる。なので、スマートフォンでテンキーを使えることには小林も歓迎する。「1年ほど前に父がスマートフォンに買い替えたんですけど、アドレス帳を勝手に起動させて電話をかけていたことが多かったようで……買い替えてから2カ月間ほどは後悔していました(苦笑)。今は慣れてちゃんと使っていますけど」(小林)

photophoto 右がIS15SH、左が現在小林が使っているケータイ「N-05C」(ドコモ)。幅はN-05Cの方が細いが、小林はIS15SHの方が適度な幅で持ちやすいという(写真=左)。十字キーの周囲の4つのソフトキー、ダイヤルキーの上に発話/クリア/終話(電源)キーを配置するなど、IS15SHのキー配列はこれまでのケータイ(N-05C)とほぼ同じだ(写真=右)

文字入力と電話発信で特に安心できるテンキー

photo タッチパネルを使ったキー操作もスムーズだったようだ

 では肝心のテンキーの操作性はどうか。同じくテンキーを搭載した前モデル「AQUOS PHONE IS14SH」ではキーとシートが一体化した構造だったが、IS15SHではキーとシートを独立させることでキーが突起し、より高いクリック感が得られるよう工夫されている。小林は「もう少し突起していてもよかったと思いましたが、連打するときも間違うことなく押しやすかったです。キー表面がツルツルしているので、指を移動させやすいのも良いですね」と感想を話す。ちなみに小林は文字を打つときはスライドを開いてテンキー、その他の操作は基本的に閉じてタッチパネルで行うことが多いようだ。このように機能やアプリに応じて、テンキーとアプリを柔軟に切り替えられるのもIS15SHの利点だ。IS15SHはタッチパネルを使った文字入力にも対応しており、小林は「感度がとても良いですね」と驚いていた。ちなみに小林が現在使っているケータイもタッチパネル搭載のスライド型だが、ディスプレイが3.4インチとやや小さかったため、タッチで文字入力をすることはほとんどないそうだ。

 テンキーの安心感は、携帯電話の最も基本的な機能である「通話」のしやすさにもつながる。フルタッチ型のスマートフォンでダイヤル発信をするときは、いったん「電話」アプリを立ち上げる必要があり、初めてスマートフォンを使う人には分かりにくい。これまでのケータイと同様に、IS15SHでは待受け時にテンキーで電話番号を入力してそのまま発信できる。「よく電話をかける人には発信履歴やアドレス帳を使いますが、初めて電話をするときにはやっぱりテンキーがあると安心します」(小林)

photophoto わずかに膨らみを持たせて押しやすくしたIS15SHのテンキー(写真=左)。初めてかける電話番号も簡単に入力できる(写真=右)

“決定キーでメニュー表示”も再現

 ケータイらしい使い勝手は、何もテンキーだけではない。これまでケータイでは、シャープ製端末をはじめ、待受画面で決定キーを押すとメニュー画面が表示されるものが多かった。ただAndroidでは、アプリの一覧が表示される画面が基本的に「ホーム画面」と「アプリトレイ」に分割されており、いわゆるケータイのメニュー画面を採用していない機種が多い。IS15SHではケータイユーザーに配慮し、アプリトレイのトップに「電話・メール」「カメラ」「ツール」などのカテゴリーが4×3配列のアイコンで表示される。見た目がケータイのメニュー画面に似ており、ホーム画面から決定キーを押すと表示されるのもケータイと同様だ。さらに、トップのカテゴリーと、カテゴリー内に表示されるアプリには番号が振られているので、該当する数字キーをメニュー画面で連続して押すだけでアプリが起動する。小林も「数字キーだけでアプリを呼び出せるのは便利」と感心していた。また、小林が使っているケータイではスライドを開いてメニューを表示させて目当ての機能やアプリを選んでいたという。IS15SHはホーム画面にもアプリを配置できるので、「閉じたまますぐにアプリを起動できるので使いやすい」と小林は話す。操作法のバリエーションが多いのはスマートフォンならではだろう。

photophotophoto ケータイでなじみの深いアイコン型のメニュー(写真=左)。その後にカテゴリーごとのアプリを確認でき、左右にフリックするとカテゴリーが切り替わる(写真=中)。「ホーム画面の最初に出るページ(ホーム)が左から3ページ目に表示されるのは、ページを切り替える操作数を減らせて便利」(小林)(写真=右)

 Twitter、Facebook、LINEなど、小林がIS15SHの試用中によく使ったというアプリもテンキーでの操作に対応しているが、すべての操作をカバーしているわけではないことが分かったという。例えばFacebook公式アプリでは、画面のスクロールやリンクの選択などはできるが、画面上部の友達リクエスト、メッセージ、お知らせなどの選択はテンキーでは行えない。LINEもメッセージの送信やサブメニューの選択はテンキーでは行えない。なのでアプリは「基本的にスライドを閉じてタッチパネルで操作し、文字を打つときだけ開いてテンキーを使っている」そうだ。「おそらくアプリ側がテンキーに完全には対応していないのではないかと思います」(小林)

困ったらとりあえず電源キーを押す

photo 周りには初めてのスマホに戸惑っている友人も多いという小林

 小林いわく、周囲の友達や自分も含めてスマートフォンに触れて戸惑うことの1つが「アプリの終了方法が分からない」ことだという。通話も同様に、話し終えていざ電話を切ろうとホームボタンを押したものの、通話が続いたままだった……という経験をした人は多いのではないだろうか。「アプリを終了させたつもりが実は裏で起動したままで、気付いたらかなりの電池を消費していた……という話もよく聞きます」と小林。Androidスマートフォンではアプリの利用中にホームボタンを押してもアプリが終了するわけではなく、バックグラウンドで起動し続けるものが多い。そこで役立つのがIS15SHの「電源キー」。IS15SHでは電源キーを押せばケータイ同様にアプリが終了する。「困ったら電源キーを押せばいいので助かります」(小林)。もちろん、通話中もテンキー側の電源キーで終話できるが、さらに設定で側面の電源キーからも終話することができる。

photophoto テンキー側の電源キーを押すと、通話やアプリが終了する(写真=左)。「設定」→「ユーザー補助」→「電源キーで通話を終了する」にチェックを入れると、側面の電源キーからも終話できる

 スマートフォンといえば、バッテリーの持ちが課題に挙ることが多い。小林も「アプリが起動しっぱなしになるとバッテリーの減りが早いですね。特にFacebookやLINEを立ち上げているときが早いと感じます」と話す。IS15SHはシャープのスマートフォンではおなじみの「エコ技」を搭載しており、「技あり」「お助け」モードに変更するだけで簡単に節電できる。小林が特に便利だと感じたのが、ウィジェットからワンタッチで設定を切り替えられること。お助けモードでは画面の輝度が下がり、無線LANやGPSなど多くの機能が使えなくなるが、「多少画面が暗くなってもバッテリーの持ちが良くなるなら使ってみたいです」とのこと。

photo ウィジェットから簡単にエコ技のモードを切り替えられる

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