ケータイからスマートフォンに乗り替えた際に実感するメリットの1つが、PCサイトをそのまま見られることだろう。ケータイでもフルブラウザでPCサイトは見られるが、「フルブラウザを使うとパケット料金が上がってしまうので、使っていませんでした。PCサイトを見るときも、iモードブラウザから無理やり見ていました」という小林のような人は多いだろう。スマートフォンでは標準でPC向けブラウザを備えているので料金の心配は不要。「最近はスマートフォンに最適化されたWebサイトも増えているので、見やすいですね」(小林)。そんな小林が「ここ数日間使っていて一番気に入った」と太鼓判を押すのが、シャープ独自の「クイックツールボックス」だ。左から右、右から左にフリックするとブックマークやタブ一覧を呼び出せるバーが現れ、片手での操作時に重宝する。また、PCで「Chrome」ブラウザを使って同期をすれば、Android 4.0の標準ブラウザにもブックマークが自動で同期される。PCではChromeを使っている小林は「PCでブックマークしたサイトをスマホですぐに使えるのは便利」と喜んでいた。
写真を撮るのが好きで、ケータイのカメラで撮った写真をFacebookによくアップしているという小林。IS15SHのカメラにはどんな印象を持ったのだろうか。まず、ロック画面のショートカットから即座にカメラを起動できるのが便利だと感じたようだ。またIS15SHは約0.5秒でカメラが立ち上がる“ON速起動”に対応しており、思い立ったらすぐに撮影できる。「ケータイではいったんスライドを開いてからカメラ機能を選んでいたので、閉じたまま素早く起動できるのは、シャッターチャンスを逃したくないときに助かりますね」と小林。撮影後すぐにFacebookへアップできるなど、SNSとの親和性が高いのもスマートフォンならでは。「ケータイからSNSにアップするときはメールで指定のアドレスに画像を送っていたことが多かったんです」(小林)。またオンラインフォトアルバムの「Picasa」を使っている小林は、Picasaにアップロードした写真をスマートフォン(「ギャラリー」アプリなどから)でも見られることも「デジカメで撮った写真が見られるので」評価が高いポイントだという。
ケータイで慣れ親しんだ、スライドを開いて決定キーを押してシャッターを切る操作ができるのも、テンキーを備えたIS15SHならでは。さらに、IS15SHでは右側面にカメラキーを備えており、ロック画面の表示中や他の機能を利用しているときでも、カメラキーを長押しするとカメラが起動する。撮影機能では「夜景」「料理」「セピア」など被写体や環境に応じてシーン設定ができるのが重宝したようだ。また小林は撮影後の保存の速さにも驚いていた。「ケータイではmicroSDに写真を保存していたのですが、時間がかかって……。写真を表示させるときの読み込みも遅かったのですが、IS15SHではどちらも速くてストレスを感じないのが良いですね」と満足した様子だった。ケータイに用意されている本体メモリはせいぜい数百Mバイトだが、スマートフォンでは数Gバイト〜数十Gバイトのメモリを搭載した機種が多い。IS15SHには約4Gバイトのメモリ(ROM)が用意されており、アプリをたっぷり保存できる。写真や動画はmicroSDに保存することになるが、保存や読み込みが速い。「写真をたくさん撮って保存したいのなら、スマホの方がいいですね」(小林)
IS15SHは、ケータイではおなじみの赤外線通信、ワンセグ、おサイフケータイ、防水性能もきっちりサポートしている。中でも小林が特に活用しているのがワンセグだ。「テレビが大好きなんです。外でご飯を食べながらよく見ていますし、NHKがワンセグ向けの独自番組を放送しているので、自宅でも見ることがあります。今使っているケータイもワンセグは見られますが、IS15SHの方が画面が大きくて見やすいですね」(小林)。さらに小林は、IS15SHの隠れた裏技(?)を発見したという。IS15SHは、キーの付いていない左側面を下向きにして置くと安定するので、ワンセグやYouTubeなどの動画コンテンツを視聴するのに役立つ。
防水については、料理をしながらレシピ関連のサイトやアプリを見るのに役立つと感じたようだ。「今使っているケータイも防水には対応していますが、料理中にレシピサイトを見るのはもっぱらPCでした。ケータイのフルブラウザは使っていなかったので……」と小林。IS15SHでは追加料金なしでPCサイトを見られるので、「料理中に水ぬれを気にせずササッと調べられて便利」と話していた。
大画面でリッチなコンテンツを利用できるのはスマートフォンならではだが、ディスプレイが大きくなった分、周囲からののぞき見が気になる。小林も「電車の中で使うときは周囲の目が気になりますね」と感じている。シャープはケータイのころから、斜めから画面を見えにくくする「カラーベールビュー」を搭載しており、スマートフォンでも継承している。「私が使っているケータイにも同じような機能があるんですけど、設定すると正面からも見えにくくなってしまって(苦笑)。ベールビューは正面からはちゃんと画面が見えるのがいいですね」と小林。さらに、IS15SHではホーム画面の表示中に「*」キーを長押しすると、即座にベールビューがオンになる。その他の画面でも、通知バーの設定パネルからオンにできるので、いつでも手軽に設定できる。
操作性――いわゆるサクサク感については「全然問題ないです。固まってイライラするようなことはほとんどありませんでした。ブラウザもサクサク操作できました」と満足したようだ。
最後に、IS15SHはどんなユーザーにオススメかを小林に聞いてみた。「PCにも慣れていない、メインでケータイを使ってきた人だと思います。IS15SHはメールも打ちやすいし、サイトもサクサク見られる。でもフリック操作は初めての人がほとんどでしょうし、(ソフトキーの)QWERTYキーを使うにも、今までPCに慣れていないと難しいですよね。ただ、タッチパネルでスッとスクロールできたりするのはスマホならでは。ケータイとスマホの良さを補完し合って使えるモデルだと思います」
ケータイユーザーも認めたIS15SHの使いやすさ。スマートフォンデビューに向けて、ぜひ購入を検討してほしい1台だ。
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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年7月30日